Project/Area Number |
02554001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Astronomy
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Research Institution | National Astronomical Observatory of Japan |
Principal Investigator |
関口 真木 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助手 (40216528)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小山 一平 (株)T. I. K, 技術研究員
梅村 雅之 国立天文台, 理論天文学研究系, 助手 (70183754)
岡村 定矩 東京大学, 理学部, 教授 (20114423)
家 正則 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助教授 (30111446)
沖田 喜一 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助手 (60204096)
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Project Period (FY) |
1990 – 1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥7,400,000 (Direct Cost: ¥7,400,000)
Fiscal Year 1991: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1990: ¥6,900,000 (Direct Cost: ¥6,900,000)
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Keywords | モザイクCCD / 広視野カメラ / CCD / CCDカメラ |
Research Abstract |
2000×8144画素をもったモザイクCCDカメラを完成した。このカメラは1000×1018画素をもった日本TIのCCDチップを2×8の格子に並べたものである。このカメラは現時点で世界最大級のものとなった。現在、木曽観測所のシュミット望遠鏡につけて、サ-ベイ観測に使用されている。 大型カメラを製作する上での問題点は前年度にほぼ調べられており、本年度は実際にカメラを設計、整作し、天体の像をとれるようにする事に努力が注れた。これらの過程で、(1)シュミット望遠鏡の焦点面の曲率に合わせてCCDを実装する技術を修得した,(2)多くのCCDを一つづつ遂次的に読出す回路、方法を確立した、(3)大型の冷却部(21×20cm)を冷却し保持する技術を修得し、そして(4)大型の真空マド(10×20cm)を使うことができた。この過程で当初の設計が必ずしも最良ではないという事がわかった点は、(1)現在のカメラでは、CCDを8個単位に一列にしているが、機械的にはこの必要はなく、一つ一つを主プレ-ト上に実装した方が良い、(2)冷却用の液体チッ素タンクは容量が不足で満タンで5時間程度しかもたず、冷凍機を使用した方が良いということがわかった。 完成したカメラの主要な性能は次の通りである。X素子はフォ-カス方向には平均で10μm,最悪で40μmの精度で実装されており、XY方向には平均で3μm,最悪で10μmの精度で実装されている。これらは観測に支障のない精度である。望遠鏡に取りつけた状態での、読出しノイズは12〜18エレクトロン相当であった。暗電流は20分露出で2e以下、バイアスの変動は一晩で±5e以下であった。天体観測用として十分な性能を持っていることが、確認された。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)