自然言語における情報の重要度に応じた誤り制御に関する研究
Project/Area Number |
02650236
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
電子通信系統工学
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
河野 隆二 横浜国立大学, 工学部, 助教授 (90170208)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今井 秀樹 横浜国立大学, 工学部, 教授 (70017987)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 誤り制御 / 自然言語 / 重要度 / 知的符号化 / 知的誤り制御 / ヒュ-マンコミュニケ-ション / 知的通信 / 通信路符号化 |
Research Abstract |
信号やビットのレベルより上位の概念や意味などのレベルで構造的な性質を利用すれば、情報伝送の信頼性を飛躍的に向上できると考え、会話や文章などの自然言語において意味や意図を伝える上で単語、語句、文、パラグラフなどがもつ重要度に着目し、自然に含まれる冗長性ばかりでなく重要度に応じて人工的に付加した冗長性を利用する高度の誤り制御方式について研究を行った。具体的には (1)自然言語の各セグメントの重要度を決定する方式の検討:誤り制御の対象となる通信路における誤りの種類や発生メカニズムを明確にし、文章を構成する単語、語句、文等のセグメント単位の重要度を誤りの種類、性質に応じて決定する方式を考案した。 (2)重要度を考慮した辞書の構成法と検索法の検討:話題、状況などに応じたセグメントの重要度の相違および話題などの変化に対応できる辞書の構成、更新、検索の方法を検討した。 (3)重要度に応じた誤り訂正符号化法と復号法の検討:誤りの種類や性質に応じて誤りを効率よく検出、訂正できるように重要度に対応して適応的に送信情報に冗長度を付加する符号化法と、話題や辞書などを利用して誤りを検出、訂正する効率的な復号法を検討した。 (4)実験システムの製作と理論解析:上記(1)〜(3)の具体的な方式をコンピュ-タ上で実験システムを試作し、情報理論、符号理論および自然言語理解の立場から評価、解析した。これを通じて本研究の実現性と発展性を考察した。 (5)総合評価と研究発表:上記(1)〜(4)に基づき、本研究の特長と問題点とを明かにし、問題点を克服する方式を検討した。また、本研究を通じて得られた成果をまとめ、学会において発表した。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)