産業連関表に基づく建築物の環境に与える影響分析に関する研究
Project/Area Number |
02650417
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
建築環境・環境工学
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
岡 建雄 (岡 達雄) 宇都宮大学, 工学部, 助教授 (10185407)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石福 昭 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60143187)
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Project Period (FY) |
1990 – 1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1991: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1990: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 産業連関表 / ライフサイクルエネルギー / 地球環境 / 一次エネルギー / ライフサイクルエネルギ- / 原単位 / 一次エネルギ- / 建設 |
Research Abstract |
1.エネルギー生産のための必要エネルギー量 石油、電力、ガスを対象に採掘から精製、運搬を経て、最終消費者に至るまでの総エネルギーを産業連関表を使用して定量化した。石油やガスは単位当りの発熱量の10〜20%が生産用に消費されている。また電力は従来一次エネルギー換算値が2450kcal/kWhとされていたが、化石燃料消費量は1750kcal/kWhと小さいことが判明した。 2.建築解体のエネルギー消費量 建築の構造、仕上げ、設備と部位ごとの分析を終了したので、解体に必要なエネルギー、用水量、各種資源量を産業連関表を使用して分析した。その結果、建築面積1m^2当りのエネルギー消費量は82.5Mcal/m^2、廃棄物量は3.7t/m^2となり、建設に比較して運搬エネルギーの比が極めて大きいことが示された。 3.地域配管の建設エネルギー 地域配管の建設は施設全体の40〜50%の費用が必要であり、近年の未利用エネルギー活用に不可欠の施設である。地域配管を土木工事、配管工事に分けて、各々の建設エネルギーと、環境負荷を算出した。また、一部積上げ方式と比較した。この結果、地域配管1m当り38,223Mcalのエネルギーが必要と算出された。
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)