メロン果実の熟度及び品質の非破壊的評価のための揮発性成分の品種特性及び栽培要因
Project/Area Number |
02660022
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
園芸・造園学
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Research Institution | Ishikawa Agricultural College |
Principal Investigator |
北村 利夫 石川県農業短期大学, 農学科, 教授 (50007225)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金浜 耕基 山形大学, 農学部, 助教授 (00113936)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1990: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | メロン果実 / 成熟生理 / 追熟生理 / エチレン / 揮発性成分 |
Research Abstract |
メロン果実から発生する種々の揮発性成分(エチレン及び種々の香気成分)を分析し、これにより果実の熟度及び品質を非破壊的に判定するための基礎的、応用的知見を得るために行った。そこで本年度は‘アンデス'メロンを供試し、成熟及び追熟期間中に発生する揮発性成分を調べ、次の要因との関係を明らかにした。(1)、収穫時の熟度、追熟中の熟度、(2)、果実の品質、(3)、栽培環境条件、 今年度の研究によって得られた結果をみると、‘アンデス'メロンでは収穫時のエチレン発生量は果実熟度とかなり高い相関関係が認められた。即ち、0.1μl/Kg.h以下の発生量の果実では未熟すぎる、5μl/Kg.h以上では過熟すぎる。従って収穫はこの範囲内のエチレン発生量を示す時であるが,1μl/Kg.h前後が適期と言えよう。‘ア-ルス・フェボリット'では0.1〜0.6μl/Kg.hが収穫適期であるという報告があり、やはり品種間で相当の差異があるように思われる。しかしまた、栽培環境条件によってもエチレン発生量は大いに影響された。即ち、栽培管理の悪い園地のもの、言い換えると品質の悪いメロンは、良いメロンに比べて、エチレン発生量は多くなる傾向を示した。またこれまでの調査で年次変化が相当あることより、一年次のみのデ-タ-によってすべてを判断するのは危険であると思われる。香気を構成する揮発性成分については、収穫当時においては、甚だ微量なため、収穫適期の判定の手段には利用できにくいものと思われる。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)