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蛍光発色団を有するホスフィンオキシド類の合成と超高感度分析への応用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 02660125
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 製造化学・食品
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

目黒 煕  東北大学, 農学部, 教授 (30005590)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 赤坂 和昭  東北大学, 農学部, 助手 (10201881)
大類 洋  東北大学, 農学部, 助教授 (20100050)
Project Period (FY) 1990
Project Status Completed (Fiscal Year 1990)
Budget Amount *help
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1990: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywordsfluorometry / labeling reagent / phosphine oxide / preーcolumn method
Research Abstract

トリフェニルホスフィン(TPP)のフェニル基のひとつを蛍光性置換基に置き換えた化合物は無蛍光性であるのに対し、それらの酸化物であるオキシドは強い蛍光性を有していることに着目し、本研究では、より強い蛍光発色基と不斉をもつ新しいホスフィンオキシドの合成と、その特性を生かした新しい蛍光ラベル化試薬の開発を目的とした。
今回は、基礎的検討とし、各種ホスフィンオキシドの合成、及びそれらの蛍光スペクトル特性について検討した。オキシドの調製は、モノ、ジクロロフェニルホスフィン(或いはホスフィンオキシド)と芳香族蛍光発色基のグリニヤ-ル試薬とのカップリング反応により得られたホスフィンを酸化する事により高収率で得ることが出来た。この方法により、3種の置換基の異なる誘導体の調製も可能であった。調製したナフチル、及びピレニル誘導体では、アルコ-ル系溶媒中で高い蛍光強度を与え、アンスリル誘導体ではアセトニトリル、クロロホルム等の溶媒で高い蛍光強度を与えた。また、芳香環上の置換基、及び発色基の種類による蛍光特性への影響も明かとした。
また、ラベル化試薬の結合部位となる置換基への変換が可能であると期待できるメチル基を芳香環上に導入した化合物の調製法を確立することができ、カルボン酸の分析試薬として期待できるブロモメチル基への変換にも成功し、カルボン酸との反応性と置換基の関係について検討中である。また、メチル基のカルボン酸変換のための酸化条件について検討中であり、今後カルボン酸は更に酸クロリド、酸アジドへ変換しアルコ-ル、アミンのラベル化試薬としての応用の可能性を検討する予定である。

Report

(1 results)
  • 1990 Annual Research Report

URL: 

Published: 1990-03-31   Modified: 2016-04-21  

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