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胎盤のプロゲステロン産生調節機構の細胞生物学的・分子生物学的研究

Research Project

Project/Area Number 02670736
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Obstetrics and gynecology
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

春日井 正秀  名古屋大学, 医学部, 助手 (00185787)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 水谷 栄彦  名古屋大学, 医学部, 助教授 (00159162)
Project Period (FY) 1990 – 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1990)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1990: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords胎盤 / プロゲステロン / 産生調節 / 細胞生物学 / 分子生物学
Research Abstract

平成2年度は実験系の基本となる細胞の準備をおこなった。予備的な実験として胎盤とならんで妊娠時だけの特異的な組織である卵膜を用いてプロゲステロン産生の制御について内分泌学的に検討した。したがってこの段階では、胎盤のプロゲステロン産生調節機構については、新たな知見は得られていないが、卵膜においてもプロゲステロンが産生されておりかつLDLの添加実験からは、LDLを取り込み、プロゲステロンの前駆物質とすることが示唆された。またインタ-ロイキンなどのサイトカインによる産生調節が、存在する可能性が示唆された。また予備実験として臍帯静脈の血管内皮細胞を用いた実験では内分泌実験モデルとしてこの系が十分使用可能であることが確認された。ヒト正常満期胎盤より種々の蛋白分解酸素.キレ-ト剤を用いて胎盤細胞のモノレ-ヤ-カルチャ-を行い、胎盤はトロフォブラストや血管内皮細胞、繊維芽細胞などを得て、これを細胞用のカラムを用いて分離し、HCG、HPL、プロゲステロンに産生するかどうかを見ることによりトロフォブラストのみを分離培養する予定であったが、当初の目的の中で得る予定であったトロフォブラストのうちシンシチオトロフォブラストをこのような方法で入手することは極めて困難であり、細胞の分離方法はカラムを用いると多くの細胞がダメ-ジをうけ生存率がよくないことが明かとなったので、使用する細胞は、人胎盤内の血管内皮細胞とサイトトロフォブラストとし密度勾配法を検討する予定である。また細胞の分離方法はパ-コ-ルを用いた密度勾配法を行うこととした。

Report

(1 results)
  • 1990 Annual Research Report

URL: 

Published: 1990-03-31   Modified: 2016-04-21  

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