Project/Area Number |
02680097
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
体育学
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
青山 昌二 東京大学, 教養学部, 教授 (40012455)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1990: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 体力テスト / テストバッテリ- / 統計的精度 / 回帰分析 / 回帰評価 / 標準化 |
Research Abstract |
現今、社会人の体力への関心が高く、体力テストの開発ブ-ムを招来している。ひと口に社会人の体力テストという同じ言葉を使っても、若者から老人に至るまでの年齢層や男性女性によって、また企業や地域特性によってねらいが様々であるのは当然であるので、それぞれのねらいに応じた多種多様な体力テストバッテリ-が組まれることも当然である。それにしても、もう少し、いま開発され実施されている体力テストどうしの横のつながり、つまりテスト間の横の関連をながめ、その互換性を検討する必要があるのではなかろうか。こういうことから、本研究は、現在開発されている様々な社会人用体力テストの収集と、これの上に立ってそのテスト種目の共通項を土台とした体力テストバッテリ-を模索しようとするものである。 この結果は、市区町村や企業から54種の体力テストの横成種目、対象年齢・性、得点換算表(評価表)を収集することができた。これらの体力テストバッテリ-構成種目の分類作業、同一種目における性・年齢別評価基準の検討を、テストの信頼性・妥当性・客観性、独立性、これに加えて実用性の視点をも考慮して、行っている。この検討を通して、統計的に70%を上回る精度で共通項を抽出できるまでに到った。これに加えていえば、ひとり学校体育におる体力評価のみならず社会人の体力評価にさいしても、性別年齢別に加えて、体格の大小その中でもとりわけ遺伝的要素の強い身長の大小を考慮した身長段階別の評価基準をすることがより望ましいと考えられる。
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