知識工学(人工知能)の手法による開心術の定量化と手術手技の理論化
Project/Area Number |
02807128
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Thoracic surgery
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
関 洲二 岡山大学, 医学部・附属病院, 助教授 (70033298)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寺本 滋 岡山大学, 医学部, 教授 (60033049)
大崎 紘一 岡山大学, 工学部, 教授 (60032942)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1990: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 外科手術 / 手術手技 / 縫合術 / 運針術 / 結紮術 / 手術支援エキスパ-トシステム / 人工知能 |
Research Abstract |
本研究は萌芽的研究の一般研究(C)であるが.数年来,(1)手術手技の解析と理論付け,(2)全視野的の見地から捉えた手術遂行能力あるいは戦略的思考,の二面から研究を進めていた。 本研究補助により,「手術手技の解析と理論付け」の手術手技のうちの「結紮術」の解析の実験器機の購入を行なった。何分にも萌芽的研究であるためにすべての器機を本研究用に作りかえる必要があるために予想以上の期間を費やし,漸く研究を開始できた段階である。したがって本研究補助による研究成果はあがっていない。 しかしその他の面では以下の成果を挙げることができた。 「手術手技の解析と理論付け」では「縫合術」に関して“Analysis of suture tracksーThe role of forceps in better suturing"を本年1月にSurgeryに投稿し,2月には“Suturing techniques for restricted operating space"をInternational Surgeryに投稿した。学会発表は昨年9月にThe 8th Congress of Michael E. DeBakey International Surgical Societyで“Quality of surgeon's suturing technique and its restriction ー A role of the forcepsを発表した。本年3月にはThe 8th Congress Asian Surgical Associationで“Systematization and theorization of the operation technique for postgraduate education in surgery",8月には“Theorization of the techniques for suturing"をThe 34th World Congress of Surgeryで発表する予定である。図書は“手術手技の基本とその勘どころ"改訂版を金原出版社から昨年10月に出版した。 「全視野的の見地から捉えた手術遂行能力」は人工臓器学会誌「人工臓器」からの依頼原稿で“バイオメカニズムーこの1年の進歩"を発表した。本研究の意義が認められての総説と自負している。共同所究者の岩本英久(岡山大学大学院工学研究科学生,大崎紘一教授)は"外科医の手術支援エキスパ-トシステムの構築に関する研究"を卒業論文として発表し,国際学会にも採用されている。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)