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高齢者の全身麻酔時における意識下挿管の循環動態に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 02807183
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 外科・放射線系歯学
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

清光 義隆  大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (40177960)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 廣田 康晃  大阪大学, 歯学部, 講師 (30156723)
Project Period (FY) 1990
Project Status Completed (Fiscal Year 1990)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1990: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords全身麻酔 / 意識下挿管 / 循環動態 / アドレナリン / ノルアドレナリン / 高齢者
Research Abstract

本研究では、全身麻酔時の呼吸管理に必須である気管内挿管を行うにあたって、意識下挿管法を用いた場合と、急速導入後、筋弛緩剤を用いて行った場合の両者の高齢者の生体に加わるストレスの相違を、循環動態とストレスホルモンの変動の観点から評価しようとした。予算の関係もあり、ストレスホルモンの測定項目として、当初予定していたもののうち高価な外注検査の必要がないノルアドレナリンとアドレナリンを選んだ。7月に予算交付後、これらカテコ-ルアミンを測定する液体クロマトグラフィ-装置の電気化学ディテクタ-(ク-ロケム)を発注した。10月31日に設置後、測定技術の確立した後に本研究を開始することとした。しかし、途中で機械の故障により交換が必要となるなどの不測の事態があり、順調に安定した測定結果が出始めたのは平成3年2月を過ぎてからであった。したがって本実験を始めることが出来ず、ストレスホルモンのデ-タを含んだ結果は得られなかった。但し、その間にもいつでも実験を開始できるように、循環動態の変動の観点からの比較を行いその傾向を調べた。その結果、急速導入法ではチオペンタ-ル投与後に有意な収縮期血圧、拡張期血圧、平均血圧の低下が生じたのに対して、意識下挿管法では挿管までには血圧、心拍数には有意な変化がみられず、後者の方法が循環動態にあらわれた変化からはストレスのより少ない方法であると推測された。しかし、この予備実験の結果は新しい事実ではないため発表していない。今後、この液体クロマトグラフィ-の測定が軌道に乗れば、当初予定されていた実験及び全身麻酔時の患者や麻酔科医自身に加わるストレスなどの評価を行うつもりである。

Report

(1 results)
  • 1990 Annual Research Report

URL: 

Published: 1990-04-01   Modified: 2016-04-21  

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