I型糖尿病モデル動物であるNODマウスに特異的に発現しているリンパ球抗原
Project/Area Number |
02807224
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
内分泌・代謝学
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Research Institution | Fukui Prefectural University (1992) Hamamatsu University School of Medicine (1990-1991) |
Principal Investigator |
海藤 敏雄 福井県立大学, 生物資源学部, 助教授 (80185701)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小松 孝行 福井医科大学, 医学部, 助手 (20215388)
小出 幸夫 浜松医科大学, 医学部, 助教授 (30126809)
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Project Period (FY) |
1990 – 1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1992: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1991: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1990: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | NOD / Insulitis / 糖尿病 / 糖尿 / p120 / NODマウス / リンパ球抗原 |
Research Abstract |
我々はNODマウスの胸腺細胞膜抗原を認識する単クローン抗体p120を作製した。この抗体は非糖尿病でNODの姉妹系統マウスILIの抗原は認識しなかった。1.この抗原は膜通過抗原であるが抗体の認識部位はセルソータを用いた実験より細胞外になく、ウエスタンブロットや凍結切片の蛍光染色より抗原のフレームワークを認識していない。そのためかNODの胸腺細胞よりλgtllcDNAライブラリーを作製し、抗p120抗体でスクリーニングしたが陽性クローンは得られなかった。2.in vivoの抗p120注射実験からは抗原エピトープが膜上細胞外にないこともあって、Insulitis(Insと略す)とp120抗原との関係を結論づけられなかった。(平成3年)そこで唯一のアッセイ法、^<125>I標識、抗p120抗体による免疫沈降、SDS-PAGEでp120を定量し、F1をNODに戻し交配させると5ヵ月令で雄,雌ともに約50%のマウスでInsが発生する事が判っているので、これらマウス個体のInsとp120抗原量の関係を調べた。22匹のうち、Ins、p120共に陽性は9匹、共に陰性は6匹で、Ins陽性、p120陰性及びIns陰性、p120陽性の組み替え体は、それぞれ3匹、4匹であった。このことはp120がIns遺伝子産物でないことを示している。3.他の純系マウス株の胸腺細胞を調べるとB6、B10、C3HでもNODの60%から80%量のp120が発現していた。4.サブトラクテッドλgt10ライブラリーは作製できなかった。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)