スポ-ツ映像におけるスポ-ツの意味と機能に関する研究
Project/Area Number |
02808022
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
体育学
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
舛本 直文 東京都立大学, 理学部, 助教授 (70145663)
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Project Period (FY) |
1990
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1990)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1990: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | スポ-ツ映像論 / スポ-ツ / 映画 / スポ-ツ解釈学 |
Research Abstract |
スポ-ツが登場する映画は多い。特にアメリカを中心とした大衆娯楽映画にスポ-ツが良くみられる。映画の中でのスポ-ツの機能や意味について研究されていない。歴史的・文化的な身体運動文化としてのスポ-ツの持つ象徴的な意味と役割は、映像で表現されているテクストを時代状況のコンテストに応じ映像論の枠組みにおいて分析することが出来る。本研究では、スポ-ツ映像をドキュメンタリ-、フィクション、ヒ-ロ-、伝記物、立身出世物、コメディ等のジャンルに応じてテクストを構成し、時代状況分析、ジャンルの持つフレ-ム分析によって、スポ-ツの意味と機能について分析することを目的とした。(1)スポ-ツ映像に関する文献からジャンル分けの基本的視点と分析の基本的枠組みとを構成し、(2)スポ-ツを題材としたり重要な場面で登場する映画のテクスト分析を行い、(3)このテクスト分析を時代状況のコンテクストと参照させながら、映像の中で果たしているスポ-ツの持つ象徴的意味と役割について分析するという方法を採った。以上から、スポ-ツが主題、点景、回顧もの、スポ-ツ英雄、名選手の映画スタ-化というジャンルに分けた。そのすべてのものが社会の共時的鏡であるスポ-ツスタイルを映画としてその時代の社会的認知度やイメ-ジを通時的に記録し今日に伝えていた。時代の文化や価値観、スポ-ツ観や身体観、ファッション感覚や流行感覚が色濃いイメ-ジとして記録されていた。アメリカ映画では開拓精神、個人主義、弱肉強食、平等主義、民主主義を表現し、「インタ-チェンジャラブル・パ-ツ」(代替可能な部品)思想という産業界の論理が色濃く反映されていた。それが米スポ-ツに内在した思想である。喜劇映画では理想的なスポ-ツの特性であるが、ガッツ、技能、体力などの真面目な秩序がドジで逆転され、ナンセンス化される。それが喜劇の心髄である。挙闘映画はアメリカドリ-ムの典型であった。
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Report
(1 results)
Research Products
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