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動物培養細胞における機械刺激の細胞内情報への伝達機構

Research Project

Project/Area Number 02808050
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 分子遺伝学・分子生理学
Research InstitutionUniversity of Occupational and Environmental Health, Japan

Principal Investigator

大野 宏毅  産業医科大学, 医学部, 教授 (30049085)

Project Period (FY) 1990 – 1991
Project Status Completed (Fiscal Year 1991)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1991: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Fiscal Year 1990: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords機械刺激受容 / 細胞内カルシウムイオン / 画像解析 / 情報伝達 / 蛍光顕微鏡
Research Abstract

1.蛍光色素で染色した培養動物細胞の細胞内カルシウム濃度(分布)の時間経過をテレビ画像として記録することのできる顕微光学系が完成した。
2.温度制御機能を備えた、「流動下細胞顕微観察装置」を製作した。蛍光顕微鏡の視野下に捉えた培養細胞を水流下に置き、細胞内カルシウムイオン濃度、細胞内pH、細胞内ナトリウムイオン濃度などを1秒程度の時間分解で追跡することが可能となった。
3.機械刺激(水流)に対する培養細胞の応答の大きさ(細胞内カルシウムイオン濃度の上昇の程度)が、ある実験では非常に顕著に現れるが、また別の実験では極めて小さいということが観察された。溶液の条件や温度などはほぼ一定に保ってあるので、実験ごとの再現性の乏しさはこれらに帰することは難しい。現在までの細胞培養の方法では、種々の成長ステ-ジの細胞が混在しており、細胞成長は同調していない。おそらく、実験ごとのばらつきは細胞周期のステ-ジの違いによるものと考えられる。
4.今年度は、細胞を同調培養し、細胞周期と機械応答の関連に着目して実験する予定であったが、主として培養関係の困難により、充分実験をすることができず、所期の目的を達成していない。

Report

(2 results)
  • 1991 Annual Research Report
  • 1990 Annual Research Report

URL: 

Published: 1990-04-01   Modified: 2016-04-21  

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