Project/Area Number |
03202145
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
落合 仁司 同志社大学, 経済学部, 教授 (40152516)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大澤 真幸 千葉大学, 文学部, 講師 (30194129)
正村 俊之 関西学院大学, 社会学部, 助教授 (00209420)
橋爪 大三郎 東京工業大学, 工学部, 助教授 (10218399)
今田 高俊 東京工業大学, 工学部, 教授 (00107517)
武部 啓 京都大学, 医学部, 教授 (10028318)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥9,000,000 (Direct Cost: ¥9,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥9,000,000 (Direct Cost: ¥9,000,000)
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Keywords | 不確実性 / 持続可能な開発 / 地球環境 / 社会的意思決定 / 環境開発税制 |
Research Abstract |
計画研究班全体としては、研究課題について、研究の現段階における到達点をサ-ベイするために、前年度に引き続き、系統的なヒアリングを実施すると共に、各研究分担者による研究の中間報告を検討する合宿研究会を開催した。研究分担者は、以下の課題について研究を実施し、人体影響領域(N2)研究成果報告書所収の総説論文及広研究抄録に報告されているような成果をえた。 不確実性下における持続可能な関発(落合仁司)「持続可能な発展」と環境・資源管理計画概念(郡嶋孝)太陽光による日本人の皮膚障害(武部啓)地球環境と社会的意思決定(橋爪大三郎)閉じた輪の逆襲(今田高俊)自覚としての自己組織化(正村俊之)環境リスクの人体影響に関する社会的決定(飯島伸子) 人体そのものを含めた人間生活に、深刻な影響を与えつつある、地球規模の環境変動というリスクを、社会的・経済的・政治的に、いかに制御するか?この課題に対して、本計画研究は、以下の3点を中心に検討を加える。 1.環境リスクの人体影響に関する科学的な知見が、不確実にしか与えられない状況において、環境政策をめぐる社会的決定は、いかになされるか? 2.地球環境と人間生活の共存を考えるに際して、「持続可能な開発」の考え方は、どのように生かされるか、あるいは生かされていか? 3.人体にも影響する地球規模の環境リスクを踏まえるならば、われわれの社会認識にいかなる変容がもたらされるか?
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)