Project/Area Number |
03202232
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nara Women's University |
Principal Investigator |
登倉 尋実 奈良女子大学, 家政学部, 教授 (80027490)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
磯部 芳明 名古屋市立大学, 医学部, 助手
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 直腸温 / 皮膚温 / サ-カディアンリズム / 衣服 / 四肢部 / 睡眠 / 周囲温度 / 被験者 |
Research Abstract |
ヒトの生体リズムの指標として従来から直腸温度がよく使用されている。この直腸温度のリズムは一日を周期として規則的に変動するが,この現象を慨日リズムと呼称する。慨日とはcircadianの訳語であり,約24時間を意味する。一般の社会生活を送るヒトのリズムは24時間を周期として変化する物理的環境要因の影響を受け,24時間に同調されているが,一定環境条件下では24時間からずれた周期で変動することから,一般に慨日リズムといわれている。この直腸温の慨日リズムは,主に四肢部からの放熱量の慨日リズムによって形成されることが知られている。先に我々は四肢部が衣服により被覆されるかどうかが,四肢部の血流動態や放熱量に影響し,ひいては直腸温の慨日リズムに影響することを見出した。従って,衣服型は同じであっても,日中四肢部を冷却すれば,四肢末梢部の皮膚温度は夕刻から夜にかけて上昇しやすく,このことが直腸温の夜間の挙動に影響を与えることが予想される。このような仮説にたち,長袖シヤツ長ズボン着用時の被験者で,24時間室温26℃一定の場合(対照)と午前7時から12時までの5時間20℃へ冷却し,その他の19時間は26℃に室温を保つ場合で直腸温の慨日リズムを比較した。その結果,午前7時から12時までの5時間,室温が冷却されると,夜間の直腸温度が降下しやすいことが明らかになった。このことは,午前中の冷気暴露が夜間の直腸温度の降下の大きさに,つまり慨日リズムの振巾に影響することを示唆している。夜間の直腸温度のレベルが低いほど熟睡感は良好であった。今後は一日の異なった時刻での冷気暴露が異った意味を持つがどうか,さらには高照度暴露の生体リズムへの影響の研究が期待される。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)