日本語音声における韻律的特徴の実態とその教育に関する総合的研究ー国語教育における音声教育の方策に関する研究ー
Project/Area Number |
03208115
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tezukayama Gakuin University |
Principal Investigator |
宮地 裕 帝塚山学院大学, 文学部, 教授 (50027950)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白石 寿文 佐賀大学, 教育学部, 教授 (50033569)
石塚 雄康 玉川大学, 文学部・芸術学科, 助教授 (50129946)
余郷 裕次 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (90191535)
奥野 忠昭 和歌山大学, 教育学部, 教授 (60144549)
中西 一弘 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (50030333)
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Project Period (FY) |
1989 – 1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
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Keywords | 国語教育 / 音声教育 / 話しことば教育 / 音読・朗読指導 / 群読 / 演劇 / 発音 / 韻律 |
Research Abstract |
1.DAT録音による音読・朗読の実態調査 (1)鹿児島市立田上小学校/1〜6年生(男子・女子各2名)(2)都城市立大王小学校/1〜6年生(男子・女子各2名)(3)佐賀市立本庄小学校/3・5年生(男子・女子各2名)(4)兵庫教育大学附属小学校/3・5年生(男子・女子各2名)(5)大阪教育大学附属小学校/3・5年生(男子・女子各2名)(6)秋田市立広面小学校/1〜6年生(男子・女子各2名)(7)八戸市立図南小学校/1〜6年生(男子・女子各2名) 2.音読・朗読の実態の分析 実態調査で得られた音声資料を「音声録聞見」によって視覚化し分析をおこなった。主に、ポ-ズについての解析によって、いわゆる「学校読み」の実態とその原因を追究した。その詳しい内容については、日本語音声『研究成果中間報告書1991』(総括班)に報告した。 3.音読・朗読の指導の観点 これまでの実態調査とその解析、その他先行研究をふまえて、D2班では、次のような指導段階を提起した。A.文字を正確に音声化する諸段階 B.流暢に音声化する諸段階 C.余裕をもって、一文一文を表現的に読もうとする諸段階 D.全体と部分との関係を把握して、表現の特性を捉え、それを活かそうとする諸段階 各々の段階についての具体的な指導の観点については、D2班の平成3年度研究成果報告書(平成4年4月刊予定)に報告する。また、音声言語表現教育のカリキュラム、方言教育その他の研究成果についても成果報告書に掲載する。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)