知的インタ-フェイス機能をもった地理デ-タベ-スに関する研究
Project/Area Number |
03209203
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
新美 康永 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (00026030)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小林 豊 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助手 (40027917)
樋口 清伯 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助教授 (90029455)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 地理デ-タベ-ス / 知的インタ-フェイス |
Research Abstract |
重点領域研究「先史モンゴロイド」では、地球上の大陸の地形、民族、言語、植生、各種の遺跡の分布図など種々の分野の地理デ-タが多量に収集される。それらを効率よく蓄積、検索するだけでなく、種々の分野の地理デ-タを総合的に利用して、単一の分野だけでは得られない仮説の形成や検証を可能とするインタ-フェイスは重要である。 本研究では、このような目的に適した地理デ-タベ-スのプロトタイプを構築すると共に、これらのデ-タを有機的、総合的に利用することを可能にする知的インタ-フェイスを開発する。本年度は、主として、次の3点について研究を行った。 (1)地理デ-タベ-スのプロトタイプの構築:昨年度までの研究成果に基づき、基本的な機能をもった地理デ-タベ-スシステムを作成し、他の研究班のメンバ-の収集したデ-タのいくつかを組み込んだ。これを実際に使用した経験から、インタ-フェイスに関する問題点を検討した。 (2)画像デ-タの効率的な蓄積法:地理デ-タのうち、2次元図形として扱うものを効率よく蓄積するために、画像デ-タの圧縮法について研究した。特に、算術符号を用いた圧縮法とニュ-ラルネットワ-クを用いる方法について調べた。 (3)地理デ-タの効率的な入出方法:(1)の検討結果から地図の描画速度がインタ-フェイスとして非常に重要な要因であることがわかった。そこで、パ-ソナルコンピュ-タ上で、見かけ上の描画速度を向上させるための種々の技法を駆使して、従来の速度5倍程度に向上させることができた。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)