Project/Area Number |
03211218
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
宮本 明 京都大学, 工学部, 助教授 (50093076)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
乾 智行 京都大学, 工学部, 教授 (60025989)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 高温超伝導体 / 高温超伝導薄膜 / 分子動力学計算 / コンピュ-タグラフィックス / 分子設計 / ヘテロ界面接合 / エピタキシ- / C60 |
Research Abstract |
1986年以来の高温超伝導体に関する世界中での集中的な研究により高温超伝導体の構造、物性、および合成法に関する豊富な知見が得られてきた。これらの蓄積を背景にさらに飛躍的な成果を得るためには、従来の方法に加えて、新たなアプロ-チが重要となろう。本研究では、高温超伝導薄膜の分子設計支援システムの開発の第一歩として、下記のような成果を得た。 1.Ba_2YCu_3O_<7ーX>など酸化物超伝導体の結晶構造のデ-タベ-スを作成するとともに,その3次元原子集合体像を任意の結晶面において視覚化するグラフィックシステムを開発した。 2.SrTiO_3やAgなど基板結晶構造デ-タベ-スの作成とそれを視覚化するためのグラフィックシステムを開発した。 3.分子動力学計算により高温超伝導体および基板結晶の構造を再現するとともに、そのための原子間ポテンシャルパラメ-タを決定した。 4.超伝導酸化物/基板のヘテロ界面接合の構造とダイナミックスを明らかにするために、La_2CuO_3(001)ーSrTiO_3(100)界面の分子動力学計算を行った。 5.金属酸化物のエピタキシャル成長過程の分子動力学シミュレ-ションを行った。 6.分子動力学法を用いるペロブスカイト型複合酸化物基板の格子定数、熱膨張率の予測システムを開発した。 7.アルカリメタルド-プC_<60>の結晶構造の分子動力学シミュレ-ションにも成功した。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)