Project/Area Number |
03215106
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
植木 正彬 東京理科大学, 理学部, 教授 (30084304)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉浦 幸雄 京都大学, 化学研究所, 教授 (40025698)
豊島 聰 東京大学, 薬学部, 助教授 (40092283)
板井 昭子 東京大学, 薬学部, 助教授 (60012647)
小林 進 東京大学, 薬学部, 助教授 (70101102)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥25,800,000 (Direct Cost: ¥25,800,000)
Fiscal Year 1991: ¥25,800,000 (Direct Cost: ¥25,800,000)
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Keywords | 複合系の分子機能 / アルツハイマ-型痴呆 / ブレオマイシン / 抗生物質 / DNA切断 / インタ-カレ-ション / ドラッグデザイン / 癌細胞認識分子 |
Research Abstract |
本研究は、分子機能解明を通じて、有用な機能性分子、例えば医薬品を創製することを目的として行った。 植木は、スルホ基の代わりにジメチルホスフィニル基をもつCCK様のヘキサペプチドSUT‐8701が、アルツハイマ-型痴呆に見られる大脳皮質でのコリン系の機能低下を有為に防ぎ、アルツハイマ-病治療薬となり得る可能性を見いだし、構造活性相関の研究を進めた。小林は、ブレオマイシン(BLN)の金属結合部位とDNA結合部位を結ぶ連結部位の役割解明と構造活性相関を検討し、適当なBLMの金属結合部位とDNA結合部位との組み合わせによりDNA切断の塩基配列特異性をコントロ-ルできることを示した。杉浦もまた、ブレオマイシンおよびエスペラミシンやダイネミシンのようなエンジイン抗生物質によるDNAの認識と切断の分子機構を有機化学的・分子生物学的手法を駆使して追究し、これら抗生物質による塩基選択的なDNA結合と切断を分子レベルで解明した。特に、ダイネミシンのDNAとの相互作用は、アントラキノン環によるインタ-カレ-ション、そしてエンジイン核からのベンゼンビラジカルによるリボ-スプロトンの引き抜きが重要であることを明らかにした。板井は、これまで偶然の発見に頼っていた創薬のためのリ-ド創製を、受容体のリガンド結合部位の物理的化学的環境によくフィットする構造をコンピュ-タに自動築させる、一般的な方法論を考案した。この方法は、これまでとは逆に、必要な性質を備えた3次元構造をコンピュ-タが構築して人間に提示するという全く新しい試みである。豊島は、癌細胞を標的としたBioconjugateの調製を目的に、癌細胞認識分子として癌細胞障害性マクロファ-ジから調製したレクチンについて検討し、レクチン遺伝子を導入、発見させた細胞障害性T細胞が、癌細胞認識分子として有効なことを明らかにした。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)