大腸菌リボゾ-ム生合成過程に関与する遺伝子群とその周辺遺伝子の検索と一次構造の解析
Project/Area Number |
03221202
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
梨本 裕子 帝京大学, 理工学部, 助教授 (80012730)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 久雄 帝京大学, 理工学部, 教授 (40012687)
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Project Period (FY) |
1990 – 1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 大腸菌ゲノム / DNA塩基配列 / リボゾ-ムアッセンブリ- / 大腸菌リボゾ-ム / helicase family |
Research Abstract |
大腸菌リボゾ-ムの生合成過程に関与する遺伝子として、我々は新しくrba遺伝子を得た。このrba遺伝子は、その解析の結果、rbaA,rbaBの2つの異なった遺伝子で、大腸菌染色体地図上、55分近傍に別々にマップされた。rbaAはrnc遺伝子と同一オペロンに発現するera遺伝子と同じ遺伝子であることを昨年報告した。rbaB遺伝子はrnc遺伝子の約10Kb下流のnadB遺伝子に隣接したEcoRIーPvuII間4.5Kbの領域が我々の得たrbaB変異体の低温感受性を相補することが証明され、この領域の塩基配列を決定した結果、約50,000の分子量をもつ蛋白質をコ-ドするORFがみいだされた。EcoRIーPvuII間4.5Kbの両端からDNAを削ったクロ-ンを多数作製し、変異株の低温感受性との相補試験の結果、rbaB遺伝子産物は1332B.Pにコ-ドされる分子量49,911を示す蛋白質であると考えられる。アミノ酸homology searchの結果この蛋白質はhelicase familyに分類されるsrmBと同じ塩基配列であることが判った。(srmBの染色体地図上の位置は不明である。)我々の得たrbaB変異株の変異部位を決定した結果、rbaB遺伝子は必須遺伝子ではないと考えられる。rbaB遺伝子変異の結果,前駆体17SrRNAの蓄積がみられた。更にこれらリボゾ-ムアッセンブリ-遺伝子群の構成を明らかにする目的で、rbaAーrbaB近傍の塩基配列を決定した。本研究により結局この領域で新たに合計約10Kbの塩基配列が決定できたことになる。
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Report
(1 results)
Research Products
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