Project/Area Number |
03230107
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
小西 正捷 立教大学, 文学部, 教授 (10161960)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤司 善彦 九州歴史資料館, 調査課, 主任技師
後藤 健 東京国立博物館, 学芸部・東洋課・西アジア・エジプト室, 室長 (40132758)
河野 眞知郎 鶴見大学, 文学部, 助教授 (40224810)
近藤 英夫 東海大学, 文学部, 助教授 (70119676)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | インダス文明 / 湾岸文明 / 環境変動 / 古植物学 / 稲作 / 雑穀 / 海 |
Research Abstract |
「インダス・湾岸地域の文明の盛衰と環境変動」を研究課題とする本研究班は、平成3年度において、計4回の集合中宿研究会を行った。その内容は以下のとおりである。 第1回:1991.7.18〜19.於 帝京大学山梨文化財研究所。テ-マ:『環境と文化』。発表:外山秀一「プラント・オパ-ル分析とその考古学的応用」;近藤英夫「インダス」文明の古植物学的背景の一端」;小西正捷「コメントと総括」。山梨県考古博物館及び釈迦堂遺跡見学、他。 第2回:1991.9.21〜22.於 神奈川県伊勢原市大山宿坊。テ-マ:『黒縁赤色土器(B&R)諸文化とその地理的環境』。発表:小西正捷「B&Rの諸問題」;近藤英夫「バナ-ス文化のB&R」;深尾淳一「南インド・メガリス文化のB&R」;宗台秀明「ガンジス中原のB&R」;張替いずみ「エジプトのブラックトップ土器」 第3回:1991.10.11〜12.於 名古屋大学。テ-マ:『古代インドの農業ーー農法と農作物ーー』。発表:三田昌彦「インド古代の稲作法とその展開」;応地利明「南アジアの雑穀文化複合」;近藤英夫・小西正捷「コメント:考古学的証跡から」。 第4回:1992.3.6〜8.於 福岡県宗像郡玄海町及び太宰府九州歴史資料館。テ-マ:『海をこえての文明交流』。発表:後藤健「アイン・ウンムッスジュ-ル遺跡発掘調査の成果と課題」;橋口達也「稲作開始期の朝鮮半島と日本」;山崎純男「筑紫館から鴻臚館へ」;赤司善彦「太宰府の歴史的変遷」。吉野ケ里・太宰府跡他見学。 その他、他研究班との合同研究会や総括班主催シンポジウムなどに参加し、また研究分担者は、それぞれ研究課題にかんする文献収集や基礎的デ-タの収集・分析を行った。その成果の一部は現在まとめの段階に入っている。
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