Project/Area Number |
03231104
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Okazaki National Research Institutes |
Principal Investigator |
大瀧 仁志 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (80022549)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山寺 秀雄 大同工業大学, 化学教室, 教授 (70022499)
斎藤 一夫 国際基督教大学, 理学研究科, 教授 (70004231)
舟橋 重信 名古屋大学, 理学部, 教授 (30022700)
中原 勝 京都大学, 理学部, 助教授 (20025480)
野村 浩康 名古屋大学, 工学部, 教授 (50023081)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥5,200,000 (Direct Cost: ¥5,200,000)
Fiscal Year 1991: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥5,200,000)
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Keywords | 溶液の非平衡過程 / ミクロ集合体のゆらぎ / 拡散過程 / 反応活性種の構造 |
Research Abstract |
昨年度は各班でWorkshop,Minisymposium等を積極的に開催し、班員相互の融和を諮ると共に、計画研究の主旨・目的を徹底し研究協力体制を確立することに努めた。今年度は研究を進展させ、協力研究の実を挙げるために、総括班としての行事を最小限にとどめ、実質的な討論や研究計画の遂行についての打ち合せを学会等の機会を活用して行った。 計画研究、公募研究の個々の研究テ-マの進展は当然の事であるが、計画研究班員、公募研究班員の協同研究や協力研究を各班内、班を跨る規模で推進し、総括班として研究費を重点的に配分しながらプロジェクト研究としての成果が上がるように努めた。その結果、各班での協同研究や協力研究が活性化されプロジェクト研究が大いに進展した。 総括班の今年度の活動は次の通りである。第1班、第2班はそれぞれWorkshop「分子集団のダイナミックス」,「反応活性種の構造」を開催し議論を深めた。第2班はMinisymposium[Diffusion and Relaxation Processes in Solutions]を開催した。このシンポジウムでは「平成3年度科学研究費補助金(重点領域研究(1))研究者招へいに伴う研究計画の一部変更承認申請書」を文部省に提出し、J.Barthel教授(レ-ゲンスブルグ大)を招へいし、講演・討論は全て英語で行い、同教授の評価・助言を受けた。このシンポジウムには何人かの外国人研究者にも参加してもらい、国際的視野の下で本重点領域研究を遂行し世界に通用する研究成果を挙げるべく努力し、世界的に注目される研究果を挙げつつあるとのコメントをBarthel教授からも得ている。この他、総括班では公開シンポジウムを開催し今年度の研究成果を中心に、重点領域研究(1)「溶液の非平衡過程の分子論的アプロ-チ」の成果を公表し、広く関係研究者と討論した。また、この様な総括班活動を進めるために必要な総括班会議、全体会議、班長会議等を適宜開催した。
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