ソフトウェア記述プロセスと内包的テンプレ-ト利用法の研究
Project/Area Number |
03235213
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Shibaura Institute of Technology |
Principal Investigator |
榎本 肇 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (60016227)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村尾 洋 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (90157735)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | ソフトウァア記述プロセス / 感性モデル / 参照モデル / オブジェクト・ネットワ-ク / 名詞オブジェクト / 動詞オブジェクト / ウインド表記型言語 |
Research Abstract |
ソフトウェア・プロセス全体の流れを具体的に研究し、その結果からソフトウェア記述プロセスのモデル化と言語パラダイムのあり方を解明することを本研究は目的とする。具体的には、これまで行ってきたTELLシステムの基本概念によって、カラ-画像描画システムのソフトウェア開発の流れを例に研究した。その結果、特定分野向けのソフトウェア記述言語のあり方が、ハ-ドウェアのASICと対比して、明らかになった。あの分野に属する種々の応用の核分野の構造を参照モデルとして記述する。それは応用に関する実世界から仮想対象を処理結果として得て感性対象世界に写像し、比較評価を行うための合目的モデルや感性モデルとのインタラクション過程を訂正し、組み込み得るものでなければならない。その過程で、人間と機械とが、協調的かつ、並行的に行うためには、自然言語的であり、しかもマルチメディア的なインタラクションである必要がある。そこでの構造を、ウインド上に図表現をし、各項目要素は名詞オブジェクト、動作オペレ-ションは動詞オブジェクトとし、それが属性構造及び制約構造が付加されたオブジェクト・ネットワ-クとして、分野についての参照モデルとして表現する方法をとった。これによって、ソフトウェアの制限文法によって自然言語表記が可能であり、かつ構造図としてウインド表記も可能となる。ヒュ-マンインタ-フェイスとしては、オペレ-ションの要求と、それによるサ-ビス・モジュ-ルの起動のために、リクエスト、レスポンド方式の標準プロトコルを準備し、操作性を向上した。全体としてのソフトウェア開発効率の著しい向上は、複数画像の前後関係を考慮した描画、画像形状デ-タ-ベ-スやテキスチャ表現などに、ウインド表記型言語の適用によって確認された。また並行システムの記述は、オブジェクト・ネットワ-クを参照モデルとして、ペトリネットで表現した。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)