糖結合性蛋白質(動物レクチン)が認識する、精密な糖鎖構造の解析
Project/Area Number |
03236238
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nagoya City University College of Nursing |
Principal Investigator |
高橋 禮子 名古屋市立大学, 看護短大部・看護学科, 教授 (90079989)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
富谷 昇 (株)三和化学研究所, 三重研究所, 研究員
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 糖鎖構造解析 / 動物レクチン / 2次元糖鎖マップ |
Research Abstract |
申請者らは、より微量でしかも簡単に糖鎖構造の推定ができる新しい方法を開発しつつある。それは糖ペプチドからグリコペプチダ-ゼ(高橋が発見,1977年)を用いて糖鎖をそのペプチドとの結合部位からそっくり切り離し、オリゴ糖には紫外吸収もなく検出が難しいのでその還元末端を2ーアミノピリジンで蛍光ラベルし、この誘導体の分離と同定に2次元糖鎖マップ法という方法を適用するものである。2次元糖鎖マップとは、天然糖タンパク質から精製した百数十個のオリゴ糖のピリジルアミノ誘導体を、それぞれ2種類の分離の原理の異なるHPLCカラム(ODSーシリカとアミドーシリカ)に注入し、名糖鎖の溶出時間をグルコ-ス単位に換算して2次元のマップに作り上げたものである。この2種類のカラムの組み合わせによって多種多様なオリゴ糖を効果的に分離できるばかりでなく、未知試料の座標を標準オリゴ糖のそれとマップ上で比べることにより比較的簡単にそして微量で、その大まかな構造の推定ができるというのが2次元糖鎖マップ法である。 ところで、PAーオリゴ糖のHPLCカラムからの溶出位置は、オリゴ糖の構造を反映している筈であるから、もし構造と溶出位置の関係を具体的な数値として表わすことができれば、オリゴ糖の構造決定において大いに役立つ。そこでPAーオリゴ糖の溶出位置に対するそのオリゴ糖を構成する個々の単糖の寄与を調べるため重回帰分析を行なった。そして各構成単糖の寄与をグルコ-ス単位で表現した数値を計算することができた。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)