Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 譲 北海道大学, 工学部, 教授 (60002309)
田中 克己 神戸大学, 工学部, 助教授 (00127375)
小山 照夫 学術情報センター, 研究開発部, 助教授 (80124410)
大須賀 節雄 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (10013640)
茨木 俊秀 京都大学, 工学部, 教授 (50026192)
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Budget Amount *help |
¥28,300,000 (Direct Cost: ¥28,300,000)
Fiscal Year 1991: ¥28,300,000 (Direct Cost: ¥28,300,000)
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Research Abstract |
研究計画調書に記した研究計画概要に従い,デ-タベ-スにおける知識獲得に関して重要な以下の4テ-マを中心として,理論および応用の両面より本年度の研究を推進した。 A.対象メディアの多様化にともなう研究 (A1)マルチメディア情報の知識ベ-ス化 (A2)知識ベ-スの柔構造化 B.対象デ-タの大量化にともなう研究 (B1)デ-タベ-スからの知識獲得 (B2)知識ベ-スにおける推論機構の効率化 各テ-マに関して,8名によって構成している班内の2名のメンバ-が中心に研究を推進した。(A1)と(A2)のテ-マに関しては,特にオブジェクト指向のパラダイムにもとづいた知識表現,デ-タベ-スモデルを採用することにより研究が大幅に進展した。また,(B1)と(B2)のテ-マに関しては,従来からこれらの分野で提案されている手法より高度で,効率的ないくつかの方法を提案することにより研究を飛躍的に発見させることができた。 また,本年度の研究班の主要な研究活動として,班全体の研究会を2回大阪で開催した。まず,第1回の研究会では,本班の今後の研究推進に関する方向づけをより明確にするとともに,班全体のテ-マに対する各分担テ-マの位置づけを確認したうえで,各テ-マの今後の研究計画をベ-スとした発表および討論を行なった。第2回目の研究会では,本班の本年度の研究を総括する意味で,各メンバ-の本年度の研究成果を発表し,その結果をもとに来年度にどのように発展させるかについて議論した。 以上,本年度に計画していた研究を滞りなく完了した。
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