Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
若木 守明 東海大学, 工学部, 教授 (20100993)
山下 卓也 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助手 (00211631)
中桐 正夫 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助手 (00124678)
小林 行泰 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助教授 (50170361)
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Budget Amount *help |
¥32,800,000 (Direct Cost: ¥32,800,000)
Fiscal Year 1991: ¥32,800,000 (Direct Cost: ¥32,800,000)
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Research Abstract |
今年度の目標はMCT(水銀カドミウムテルル)256×256素子2次元検出器を用いた,0.1%の精度を有する測光偏光撮像装置(PICNIC;Prism Spectro photo polarimetric Tmaging Camera With NICMOS)を製作することであった。この計画は、大学院生の協力を得て,順調に進行しつゝある。この装置全体は、以下のような構成要素からなり,平成3年度には、各要素がほぼできあがり,平成4年度の総合組立に向けて,準備が整った。 (1)Optics(光学系) 三浦,笠羽が光学設計を行った (2)Cryogenics(冷却系) 笠羽,房耕が設計を行い,完成した。 (3)Mechanics(駆動制御) 和瀬田,房耕が,設計,製作した。 (4)Electronics(読出回路) 小林が設計し,和瀬田,峯崎が製作中 (5)Detector(検出器) 小林,佐藤がロックウェルに発注,受領した。 (6)DAS (デ-タ取込解折) 三浦がプログラムの開発を行っている。 (7)Telescope(評価用望遠鏡) 佐藤が仕様を策定中である。 今年度,前半に非球面鏡4枚からなる軸外し光学系を設計して,視野4分〓にわたって,ピクセルサイズ(40μm)の1/2以下に収まっていることを確認し,東芝生産技研にて,製作した。クライオスクフトを設計し,インフラレッドラボ社にて製作した。真空試験を行なって,性能を確認した。検出器マウントを組み込みつつある。 また,MCTアレイを導入した。(エンジニアモデル,サイエンスモデル各1個)。 素子を駆動するための電気回路を設計,製作しつつある。これまでにクロックパタ-ンジェネレ-タとADコンバ-タ部分が完成している。 制御機槽では 偏光回転装置が完成,フィルタ-交換機構を製作中である。また,評価用望遠鏡の設計を行った。
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