• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

酵母人工染色体ベクタ-系を用いたハンチントン病原因遺伝子の単離とその構造解析

Research Project

Project/Area Number 03263226
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionJapanese Foundation For Cancer Research

Principal Investigator

今井 高志  (財)癌研究会, 癌研究所・生化学部, 研究員 (50183009)

Project Period (FY) 1991
Project Status Completed (Fiscal Year 1991)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1991: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Keywordsハンチントン病 / 神経変性疾患 / 第4染色体 / YAC
Research Abstract

ハンチントン病(HD)は,常染色体優性遺伝形成を呈する神経変性疾患である。欧米での連鎖解析により、その原因遺伝子座は,第4番染色体短腕4p16.3のD4S125からD4S168に至る2.5Mbの領域にあると考えられている。一方,本邦家系に於いても,この領域内のDNAマ-カ-と疾患遺伝子間の連鎖が最も強い事が確認されている(D4S95:θ=0.00,LODスコア3.31)。そこで、本研究では,HD原因遺伝子を単離するために,まずこの2.5Mbの領域内にあるD4S95のDNAシ-ケンスよりプライマ-を合成し,PCR法によりYACライブラリ-のスクリ-ニングを行った。その結果,D4S95を含む2つのYACクロ-ン(yLIHー1:110kb,yLIHー2:840kb)を得た。YACクロ-ンよりアガロ-スプラグ法でDNAを調製し,レアカッタ-制限酵素(Not I,Nru I,Mlu I,BssH IIなど6種)により完全はたは,部分消化を行ない,パルスフィ-ルド電気泳動法とサザンブロッテング法により解析した。そのうちyLIHー1にCpGアイランドと思われる領域を2ケ所検出した。次にyLIHー1DNAをパルスフィ-ルド電気泳動を用いて精製しEcoR Iにて完全消化を行った。このDNAフラグメントをプラスミドに挿入しサブクロ-ン化した。得られた約50個のクロ-ンをそれぞれプロ-ブとしてZoo Blot Hybridizationを行い,種を越えて保存されている配列を含む3クロ-ンを同定した。今後はこの種を越えて保存されている配列をプロ-ブにしてヒト脳cDNAライブラリ-をスクリ-ニングしこの領域に存在する遺伝子を同定していく予定である。

Report

(1 results)
  • 1991 Annual Research Report

URL: 

Published: 1991-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi