Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 民二 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (90109041)
安部 琢哉 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (00045030)
西平 守孝 東北大学, 理学部, 教授 (80004357)
藤井 宏一 筑波大学, 生物系, 教授 (00114124)
石川 統 東京大学, 理学部, 教授 (70012482)
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Budget Amount *help |
¥19,200,000 (Direct Cost: ¥19,200,000)
Fiscal Year 1991: ¥19,200,000 (Direct Cost: ¥19,200,000)
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Research Abstract |
本重点領域研究の研究組織は総括班および3つの班より構成される.本総括班は,他の3班の研究成果を基にそれらを有機的に結び付け,総合することによって全体テ-マに関する研究の展開を推進する役割を担っている.本重点領域研究では多岐にわたる専門分野間の協同が極めて重要である.特に本研究プロジェクトの初期段階では,総括班および3つの班の両方のレベルにおいて,参加研究者相互の協同研究の体制作りが如何にうまく進展するかが大きな要点となった.そこで,初年度には,この基礎体制作りを推進した.以下に,本年度の研究事業の実績をまとめる. 1)ニュ-ズ・レタ- Communication「地球共生系」を,本年度の最初からほぼ毎月発行した. 2)研究集会 1.本重点研究領域の第1回全体研究会を7月1日ー3日に京都で開催した. 2.総括班主催研究集会として,「送粉共生系」シンポジウムを9月7日ー10日に長野にて開催した. 3.A01班との共催で,公開シンポジウム「共に生きる生物学」を10月19日に東京で開催した. 4.A03班との共催で,「西表島合宿研究会」を11月6日ー12日に行った. 5.本重点研究領域の第2回全体研究会を12月5日に京都で開催した. 3)研究資料集 上記のの研究会およびA02班主催の研究会からの資料を「研究資料集」としてまとめた. 4)過去の関連ある成果の相互理解・把握 全体研究会での発表,上記の研究資料集,Communication「地球共生系」の「background紹介」のコ-ナ-も利用して進めた. 5)研究進行状況の相互理解・把握 Communication「地球共生系」に「研究近況」のコ-ナ-により進めた. 6)公開シンポジウム 本年度の公開シンポジウムとして,12月2日ー4日に京都で“Diversity and flexibility of biotic communities in fluctuating environments"というテ-マで国際シンポジウムを,京都大学生態学研究センタ-との共催で開催した. 7)本のシリ-ズ出版準備 シリ-ズ「地球共生系」(全6巻)を平凡社から出版することになり,その出版計画を立てた.すでに第1巻は脱稿し,6月に発行予定である
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