Project/Area Number |
03306005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
藤田 敏三 広島大学, 理学部, 教授 (20004369)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北岡 良雄 大阪大学, 基礎工学部, 助教授 (70110707)
佐藤 正俊 名古屋大学, 理学部, 教授 (40092225)
北沢 宏一 東京大学, 工学部, 教授 (90011189)
福山 秀敏 東京大学, 物性研究所, 教授 (10004441)
深瀬 哲郎 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (90005900)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Keywords | 高温超伝導 / Inーgap構造 / 超音波 / NMR / 中性子 / 角度分解型光電子分光 / ラマン分光 / 構造相転移 |
Research Abstract |
本総合研究の第一の目的は、これまで築き上げてきた超伝導発現機構研究グル-プの情報交換の場を維持することである。このため、次の3つの研究討論会を開催し、本研究班のメンバ-以外の専門家にも参加してもらい、情報集収、現状把握、問題点の徹底討論を行った。 1.若手実験家研究交流会ー平成3年11月17〜19日、箱根・静雲荘。責任者:北岡。参加者:56名。9つのテ-マを選び討論と情報交換を行う。 2.「高温超伝導体のフェルミ準位付近の電子構造」理論研究会ー平成3年11月26〜28日、神奈川県足柄上郡・ハイツ&ヴィラなかがわ。責任者:福山。参加者:55名。電子状態(Inーgap構造,スピン励起など)、構造転移・局所歪・フォノン、電子状態・渦糸状態の理論モデル、計算機の有効性、模型の相互比較等を議論する。 3.公開研究会「高温超伝導の物理」ー平成4年1月8・9日、東大・山上会館。責任者:藤田。参加者:86名。高温超伝導の物理を研究する各グル-プの最近の成果を報告し、問題点の洗い出しと現状把握のため討論を行う。 本総合研究の第二の目的は、高温超伝導体の電子状態の研究推進で、主なテ-マとして、良質の試料作成、構造相転移と電子状態、超音波・NMR・角度分解型光電子分光・ラマン分光・中性子によるフェルミ面付近の電子状態とフォノンの研究、電子状態の低次元性、電子構造および混合状態に関する理論を各メンバ-のグル-プで分担して、実験と理論の両面から追求した。その成果は、164編の論文として発表した。次ペ-ジ以降には、その中から代表的な論文を20編だけリストアップした。
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Report
(1 results)
Research Products
(20 results)