Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村山 祐司 筑波大学, 地球科学系, 専任講師 (30182140)
谷内 達 東京大学, 教養学部, 教授 (60113586)
内山 幸久 立正大学, 文学部, 教授 (30036066)
野上 道男 東京都立大学, 理学部, 教授 (50087144)
西川 治 立正大学, 文学部, 教授 (80012219)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Research Abstract |
1991年度における研究実績の主なものは次の通りである。全員による研究集会は,東京および神戸において行った。神戸における集会では神戸市立博物館における地図展示法・コレクションなどについての実地観察も含まれた。その他,数名による幹事会を東京で行い,研究の組織化・強化をはかった。各分担者はまた,個別的に,あるいは小集団で,東京圏の国会図書館・日本地図センタ-・地図情報センタ-・国立歴史民俗博物館・建設中の江戸東京博物館・深川江戸資料館など,大阪圏の国立民族学博物館・神戸市立博物館など,名古屋圏のリトルワ-ルドなどを視察するとともに,地理情報・地図情報システムのあり方について検討した。犬山市が積極的に設立・誘致を計っている国立地図学博物館(仮称)に関連する情報交換も積極的に行い,国際化時代における地理情報システムのあり方,国立地図学博物館(仮称)の立地条件,研究組織等も検討した。重点領域研究の「近代化による環境変化の地理情報システム」研究組織との交流も積極的に行い,1991年8月の旭川市での国際シンポジウムに本メンバ-の多くが参加した。その他,札幌・仙台・筑波・広島をはじめ,全国各地における地理情報システム研究者との情報交換を個別的に,あるいはまた本部より代表者または分担者が現地に趣いて行った。これらの研究交換・情報交換の仕事,現今の激動する国際情報の変化と基礎的・本質的な世界知識に関する大規模かつハイテク利用の地理情報システム施設の必要性との関連からして,国立地図学博物館(仮称)の早急な設立が必要であるとの結論に達した。
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