Project/Area Number |
03352002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Astronomy
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
藤本 光昭 名古屋大学, 理学部, 教授 (70022580)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石黒 正人 国立天文台, 電波天文学研究系, 教授 (40023684)
牧島 一夫 東京大学, 理学部, 助教授 (20126163)
高原 文郎 東京都立大学, 理学部, 助教授 (20154891)
家 正則 国立天文台, 光学赤外線天文学研究系, 助教授 (30111446)
岡村 定矩 東京大学, 理学部, 助教授 (20114423)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | 宇宙構造 / 銀河の進化 / 球状星団 / 宇宙初期 / 銀河団 |
Research Abstract |
本総合研究(B)では、研究会およびワ-クショップを主催して、宇宙の創成と星・星の集団・銀河の形成を解きあかすことを目標とした重点領域申請の準備を行った。その成果は平成5年度発足重点領域申請書、領域名「宇宙の進化と銀河の形成」(代表者:藤本光昭)という形でまとめられた。 重点領域「宇宙の進化と銀河の形成」では、(A)宇宙構造の形成、(B)銀河の進化、(C)新しい手段による宇宙論的観測の3つを主要研究項目としている。主要項目Aでは、理論的研究の支援のもとに光学赤外・X線による宇宙論的観測を進める。光学赤外観測においてはCCDアレイ素子を天文学に応用し銀河探査を行う。X線ではASTROーD衛星によって鉄輝線を用いた遠方銀河の高温ガスを観測する。主要項目Bでは。我が国で特色をもって発展してきた銀河の理論的研究を基盤として、球状星団という原始銀河の化石天体を通して銀河形成期に迫ることを目標とする。同時に近傍銀河の全面分子スペクトル観測を行い、球状星団形成領域の研究を行う。主要研究Cではγ線・X線・サブミリ波・中間赤外線の各波長域において、観測機器の開発を行いながら、宇宙論的研究の態勢づくりを目指す。 以上のようにこの重点領域は電波からX線・γ線にわたる全波長域での宇宙論的観測とそれを支援する理論研究を結び付けた計画で、宇宙論的研究を計画的かつ組織的に行えるよう練られたものである。このような形で重点領域申請を企画することができたのは本総合研究(B)の主要な成果である。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)