脱冷戦下の軍事基地の態様に関する研究ー沖縄米軍基地の動向、返還、跡利用をめぐってー
Project/Area Number |
03451072
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Politics
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
島袋 邦 琉球大学, 法文学部, 教授 (80044824)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
保坂 廣志 琉球大学, 法文学部, 助教授 (90209221)
大城 肇 琉球大学, 法文学部, 助教授 (90168922)
仲地 博 琉球大学, 教養部, 教授 (80045202)
我部 政明 琉球大学, 法文学部, 助教授 (60175297)
星野 英一 琉球大学, 短期大学部, 助教授 (50229176)
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Project Period (FY) |
1991 – 1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1991: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | 米軍基地 / 跡利用 / 基地返還 |
Research Abstract |
本研究の目的は、脱冷戦の状況下で沖縄の米軍基地は今後も存続するのか、あるいは一部返還がなされるのか、これらの方向を探り、基地と地域との連関性、非連関性に関する展望を探ることであった。 (1)国際環境の変化と基地の態様の変化の間の連関性を、相互の影響力の内容・形成・展開過程を検証した。 (2)軍事基地の経済コストを国際経済の枠組みの中で検討した。 (3)米軍基地が日米関係の上に存在していることから、基地をめぐる日米両政府の認識の変化、あるいはそれらの認識ギャップを検討した。 (4)基地のあり方をめぐって日米両政府に対して沖縄住民の支持あるいは要求はどのようなメカニズムで政策レベルに達するのかを、沖縄側の動きとその効果を中心に検証した。 (5)沖縄経済に対する基地の経済インパクトを分析し、基地の地域経済的位置づけを検討した。 研究分担者は、以下のテーマで個別研究の成果を提出し、それらを取りまとめた報告書を本年度中に刊行する(原稿はすでに印刷所に回り、初校段階を終了している)。 冷戦後のアジア太平洋地域(星野英一) 削減計画と在沖米軍基町(我部政明) 軍事費削減とアメリカ経済(大城郁寛) 日米合同委員会の役割(安座間喜松) 軍事基地と沖縄経済(大城肇) 返還地跡利用の問題点と課題(仲地博) 軍用地地主の意識(保坂廣志) これらの成果は報告書だけにとどまらず、1993年6月には、より一般向けの形で出版社より刊行する予定である。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)