Project/Area Number |
03610045
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Psychology
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
多鹿 秀継 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (30109368)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 守寿 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (90178666)
中津 楢男 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (90133131)
佐野 竹彦 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (50093092)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 学習方略 / 算数文章題 / 問題解決 |
Research Abstract |
1.現在様々な調査等によってデ-タを収集し分析している段階にある。まず、学習方略を分析するために、小学5年生と大学生に一人当り5タイプの「マスタ-マインド」の問題を解かせた。現在、「マスタ-マインド」の結果を質的及び量的に分析中である。質的には問題の解き方によって3種類の学習方略に分類する予定である。小学5年生といえども大学生と類似する学習方略を用いて、「マスタ-マインド」の問題を適切に解く子どもも見出せるであろう。同様に、量的には、解決に要する試行数によって3種類に分類し、質的な学習方略の分類との関連を見る予定である。 2.上記の学習方略の分類結果に基づいて、学習方略の各タイプが算数文章題の問題解決にどのように影響するかの分析を行う。小学5年生に算数の計算問題と文章題を解かせた。算数文章題は2つの問題タイプで構成したものである。一つは「マスタ-マインド」の問題に類似した焦点維持方略を必要とするタイプである、他は割合の問題タイプである。大学生の場合は、予備調査によってこのような計算問題や文章題を全て解くことができることが判明したため、実施しなかった。ここでは、一般的な学習方略と文章題の解法に見られる方略との関連を分析する。 3.コンピュ-タによる学習方略の分析は、問題タイプ、分析方法、およびプログラムの作成を繰り返し吟味している段階であり、モデル化は次のステップである。
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