Project/Area Number |
03610057
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Psychology
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Research Institution | Tohoku Gakuin University |
Principal Investigator |
田多 英興 東北学院大学, 教養学部, 教授 (90045675)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
畑山 俊輝 東北大学, 文学部, 助教授 (90048801)
小林 裕 東北学院大学, 教養学部, 助教授 (60170362)
吉田 信彌 東北学院大学, 教養学部, 教授 (50137585)
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Project Period (FY) |
1991 – 1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1992: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 瞬目反応 / 速度見越し反応 / タッピング / 連想 / タイプA / SSS / 涙 / 笑い / 瞬目 / 心拍 / ストル-プ / 個人差 / テンポ |
Research Abstract |
本補助金によって達成された研究は、大まかに3研究領域の成果になった。第1は、本研究費の本来の申請テーマである内因性瞬目の機構に関する研究であり、第2は、この研究の発展として引き出されてきた「落涙行動」の研究であり、さらに畑山を中心とする「顔面マッサージの心理的効果の測定」に関わる研究である。 瞬目研究は、本研究を実現するための実験システムおよび瞬目の自動検出のアルゴリズムの開発を目的とした実験的研究とそれに基づいて遂行された本研究の本来の目的である個人的特性としての瞬目行動に関する実験から成っている。前者は、添付する研究成果報告書にもあるように、一応の完成を見た。一方、後者の実験的研究は、前者のシステム開発に時間がかかり後者の実験時期がやや遅れたことと、かなり大がかりな実験で膨大な資料が得られたために、未だにデータ整理が完全には終了していない。一通りの整理を試みた結果だけを成果報告書に記載した。被験者に課された課題の内容によってかなりの程度頻度による瞬目行動が異なること、特に言語連想課題の結果は従来の知見とは異なることが明らかになった。このことから瞬目の機構に新しい知見を加えてものといえる。なお、詳しい解析が済み次第、さまざまな機会を通じて順次報告していくつもりでいる。それが報告書の中の発表予定欄に記載された内容である。 一方、「落涙行動の研究」もまた、実験的研究を実行するための調査による予備研究とそれに基づく心理生理学的予備実験とに分かれる。それぞれかなりの成果を得られた。詳しいことは別刷りの成果報告書に示す。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)