Project/Area Number |
03640507
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
無機・錯塩・放射化学
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
吉田 登 北海道大学, 理学部, 助教授 (00158461)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1991: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 荷電シクロデキストリン / 分子認識 / 蛍光ストップドフロ-装置 / 伝導度ストップドフロ-装置 |
Research Abstract |
電荷を有する機能性シクロデキストリン(CDx)の合成及びその高純度大量分取と蛍光・伝導度による新しい検出法の開発を主として行った。 (1)CDxの一級水酸基をピリジン、プロピレンジアミン、サイクラムなどにより化学修飾し、正荷電を導入した。高純度大量分取は示差屈折計付属のHPLC装置で行なった。 (2)既設のfiber optic型ストップドフロ-(SF)装置にXe光源及びフィルタ-を付け、蛍光SF装置の試作に関しては、分光法に間題が生じ、現在さらに検討中である。一方、伝導度SF装置の試作に関しては既設のSF装置にブリッジ回路を有するミキサ-部を装着し、その性能を検討した。図1にブロックダイアグラムを示す。反応液A、BはそれぞれreservoirA、Bに入れられ、窒素ガスによりmixing chmaberへと導かれる。mixing chamberと観測セルを図2に示す。section1から4まで通過してようやく均一になり、伝導度検出用の電極(Pt)へ到達する。 (3)0.1M NaOH中において10^<ー3>MのαーCDxと6ー(4ーHydroxyphenylazo)naphthaleneー2ーsulphonic acidとの分子包接化反応を伝導度の時間変化として初めて観測することに成功した。光吸収SF法で得られた結果と比較する予定である。
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