さんご石灰質砂の繰り返し一次元圧縮特性に関する研究
Project/Area Number |
03660250
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
農業土木
|
Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
新城 俊也 琉球大学, 農学部, 教授 (40045109)
|
Project Period (FY) |
1991
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
|
Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
|
Keywords | 石灰質砂 / 圧縮性 / 剪断 / 静止土圧係数 |
Research Abstract |
さんご石灰質砂について一次元圧縮試験、三軸排水剪断試験、一次元圧密容器型静止土圧係数(K_0)測定装置の試作とそれによるK_0値試験を実施し、それらの特性について次の知見を得た。 1.一次元圧縮特性 (1)さんご石灰質砂は軟質、多孔質であり、石英質砂に比べて圧縮性が大である。また、それらの圧縮性はさんご砂の種類に関係なく初期間隙比で評価できる。 (2)さんご砂の粒子破砕量は圧縮応力と圧縮降状応力の比に対して唯一の関係にある。 (3)沈下量は両対数紙上の間隙比と圧縮応力の関係の直線性を利用して予測可能である。 2.剪断特性 (1)側圧の増加に伴う粒子破砕によりダイレイタンシ-が抑制されることからさんご砂では拘束圧の増加による内部摩擦角の低下が著しい。 (2)エネルギ-補正にはラダニ-の方法が適切であり、それにより限界状態の内部摩擦角が決定できる。 (2)粒子破砕応力域ではさんご砂の種類に関係なくロウの応力・ダイレイタンシ-は一つの関係にある。 3.K_0値特性 (1)一次元圧密容器型K_0値測定装置では供試体底面の応力を測定しリング壁面摩擦を評価することにより適切なK_0値の測定が可能である。 (2)さんご砂では初期間隙比に関係なくK_0=0.3-0.4にある。
|
Report
(1 results)
Research Products
(5 results)