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トランスジェニックNODマウスを用いたI型糖尿病に関与するMHC遺伝子の解析

Research Project

Project/Area Number 03670254
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Immunology
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

宮崎 純一  東京大学, 医学部・(医), 客員教授 (10200156)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田代 文  東京大学, 医学部・(医), 寄付講座教員 (40136213)
Project Period (FY) 1991
Project Status Completed (Fiscal Year 1991)
Budget Amount *help
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 1991: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
KeywordsNODマウス / トランスジェニックマウス / I型糖尿病 / MHC遺伝子 / 自己免疫
Research Abstract

NODマウスはヒトI型糖尿病のモデル動物として知られる。このマウスは特異な多型性を持つMHCクラスIIAβ鎖を発現し、Eα遺伝子の欠失のためIーE抗原は発現しない。本研究は、これらの特徴がI型糖尿病発症に関与するかを調べることを目的とする。まず、特異な多型性の役割を解明するため、IーAβ^^k鎖の第57番アミノ酸のコ-ドンをAspからSerに変えたIーAβ^^<kM>遺伝子のエクソン2の5'半分をAβ^^d遺伝子と入れ換えた変異クラスII遺伝子Aβ^^<d/kM>を作製した。そして、この遺伝子をNODマウス受精卵にマイクロインジェクション法により導入を開始した。一方、以前に作製したIーEトランスジェニックNODマウスについて、クラスII・IーE抗原の発現パタ-ンやその機能の解析を行った。またサイクロフォスファミドをIーEトランスジェニックNODマウスに投与し、50週齢で糖尿病の発症を調べた。その結果、IーE分子が、BALB/cマウスに見られるのと同様の点レベルで、しかも同様の組織特異性で発現していることがノ-ザン法と特異的な単クロ-ン抗体による免疫組織化学的法により確認された。MLR法により、トランスジェニックマウスに発現するIーE分子が正常のNODマウスにアロ抗原として認識されることが示された。さらにIーE発現によりサイクロフォスファミドによる膵島炎と糖尿病発症の誘発が完全に阻止されることが示された。NODマウスの胸腺ではB細胞の増殖が見られるが、IーE発現により、単クロ-ン性の増殖が抑えられることも示された。

Report

(1 results)
  • 1991 Annual Research Report

URL: 

Published: 1991-04-01   Modified: 2016-04-21  

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