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有酸素的運動により発現しう酸素毒性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 03670268
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Hygiene
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

渡辺 孟  愛媛大学, 医学部, 教授 (30039482)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 渡辺 修一郎  愛媛大学, 医学部, 助手 (20230964)
黒河 佳香  愛媛大学, 医学部, 助手 (30205231)
新開 省二  愛媛大学, 医学部, 助教授 (60171063)
Project Period (FY) 1991
Project Status Completed (Fiscal Year 1991)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords有酸素的運動 / 過酸化脂質 / リン脂質 / 赤血球膜脂質 / 活性酸素
Research Abstract

細胞膜リン脂質のヒドロペルオキシ体(LOOH)の分別定量法を確立するために、まずリン脂質のうちフォスファチジルコリン(PC)に焦点を絞り、その過酸化物の分析条件を検討した。PCは、順相シリカ・カラム(YMC社)を用いてメタノ-ルーアセトニトリル系を溶媒とすることにより他のリン脂質との分離が可能であった。またPCのLOOH体の標準物質を作製するために、234nmの吸収でジエンの生成をモニタ-して種々の過酸化反応誘発剤をPC標品に作用させてみた結果、3.5%butyl hydroperoxide,1mM FeSO_4,1mM ascorbic acidの存在下に37℃でincubateすることにより、効率良く過酸化を起こさせうることがわかった。一方、電気化学検出器(EICOM社、ECDー100)でグラシ-カ-ボン電極を用いて、-300mVの設定電位でLOOH体由来の還元電流を検出したところ、PCのLOOH体ピ-クの検出限界は1nmole程度であり、感度を上げるための何らかの工夫が必要となった。また、ヒト赤血球膜脂質をBlighーDyer法で抽出し、上記の分析系に注入してみたところ、PCに先行する大きなピ-クに重なって明瞭な検出ができないことがわかり、抽出物の精製の必要性が示された。
またこれらの実験とは別に、ヒト好中球の活性酸素産生能の新たな測定系確立を試みた。細胞内カルシウム測定システム(日本分光、CAMー220)にブル-・フィルタ-を装着し、DCFHーDAを細胞内の発光物質とすることにより、polyーlysineでプレパラ-トに接着させた状態(より生体内での反応に近い状態)の好中球で測定することが可能となった。予備的に実施した計測では、好中球を浮遊させた状態で刺激する場合と異なり、接着状態での好中球ではPMA刺激による活性酸素産生がほとんど無くなり、逆にConーA刺激による活性酸素産生が著明に亢進することを認めた。

Report

(1 results)
  • 1991 Annual Research Report

URL: 

Published: 1991-04-01   Modified: 2016-04-21  

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