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運動が免疫機能にあたえる影響に関する研究

Research Project

Project/Area Number 03680100
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

河野 一郎  筑波大学, 体育科学系, 助教授 (00132994)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 赤間 高雄  筑波大学, 臨床医学系, 講師 (60212411)
Project Period (FY) 1991
Project Status Completed (Fiscal Year 1991)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords運動 / 免疫 / NK細胞 / 運動負荷 / 運動習慣 / 感染症
Research Abstract

運動が免疫機能に与える影響を知るために、細胞生免疫機能とくにウイルス感染症や癌の防御に重要な役割を果たしているNatural Killer細胞(NK細胞)に焦点を絞り検討した。自転車エルゴメ-タ-を用いた急性運動負荷により、ヒトNK細胞活性は負荷直後より急激に上昇し、運動終了後は運動前の値より有意の低値を示した。この運動終了後のNK細胞活性の低下は徐々に前値に戻りおよそ6時間後には回復した。
運動習慣によるNK細胞活性への影響を検討するために陸上長距離選手のNK細胞活性を検討したところ、長距離選手ではNK細胞活性が高値であることが明らかとなった。
そこでこの高値が恒常的であるか否かを知るために、13名の陸上長距離選手のNK細胞活性の変動をトレ-ニング開始前から縦断的に測定し検討した。トレ-ニング開始前のNK細胞活性は持久的トレ-ニングを持続するに従い徐々に増加した。また、トレ-ニング期間中に実施した2回の強化合宿によりNK細胞活性はさらに一段と上昇した。強化合宿終了直後は若干低下傾向がみられたものの、全体としとはトレ-ニング期間中を通じてNK細胞活性は高値に保たれた。
以上の事から急性運動負荷そして運動習慣とくに持久的運動がNK細胞活性を上昇させることが明らかとなった。この運動によるNK細胞活性上昇の機序また上昇したNK細胞活性が臨床的な感染防御にどのような働きをするかなどについてさらに詳細の研究を要すると考えられた。

Report

(1 results)
  • 1991 Annual Research Report
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  • [Publications] 河野 一郎: "運動と免疫" 体力科学. (1992)

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      1991 Annual Research Report

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Published: 1991-04-01   Modified: 2016-04-21  

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