Project/Area Number |
03680153
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
物質生物化学
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Research Institution | Tokyo Kasei Gakuin University |
Principal Investigator |
田宮 信雄 東京家政学院大学, 家政学部, 教授 (90004225)
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Project Period (FY) |
1991 – 1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1992: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1991: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 溝牙科 / 神経毒 / ホスホリパーゼ / エラブトキレン / Laticauda semipasciata / AipySurus laevis / Astrotia stokesii / エラブトキシン / ホスホリパ-ゼ / Laticauda semifasciata / Aipysurus lalvis |
Research Abstract |
ウミヘビ類およびオーストラリア毒蛇の毒液燥粉末より,神経毒成分およびホスホリパーゼ類を高圧クロマトグラフィー(HPLC)により分離する条件を明らかにした。HPLCによればこれまで1日かかって単離していた成分を時間の範囲で分けとることができる。ウミヘビLati-cauda semipasciata(エラブウミヘビ)毒液からは從来研究代表者が通常の低圧クロマトグラフィーで単離し,構造を決定していた神経毒成分,エラブトキシンa,b,cおよびLsIII成分およびホスホリパーゼ3種が完全に単離された。ウミベビAipysurus laeuis(オリーブウミヘビ)からは神経毒Ala及びAlbの他に,遺伝子構造から存在が予知されていたAlcが単離された。しかし有機溶媒による変性等の事実を考え併せると,從来の低圧クロマトグラフィーの方が秀れた点もあることが同時に明らかになった。結局HPLCにより単離は成分の構造研究および純度検定には極めて秀れているが活性を保持したままの単離には不向きである。しかし最近吸着力の弱いカラム充填剤が開発されたので,これを用いればよい結果が予想され.今後の研究に待ちたい。 ウミヘビAstrotia stokesiiおよびオーストラア毒蛇Pseudechis australisの毒液からはこれまでに構造の知られていない新たな神経毒成分又は構造類似体が得られた。これらの構造研究,作用研究も今後の課題である。 また最近少量の試料での純度検定に極めてよい結果を与える毛細管高圧電気泳動装置が開発された。この方法による毒液成分分析も今後大いに期待される。
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Report
(2 results)
Research Products
(5 results)