Project/Area Number |
03680240
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
小山 敏子 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (00017188)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅本 紀子 お茶の水女子大学, 理学部, 助手 (90222603)
竹尾 富貴子 お茶の水女子大学, 理学部, 助教授 (40109228)
佐藤 浩史 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (10017197)
細谷 治夫 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (10017204)
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Project Period (FY) |
1991
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1991)
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Research Abstract |
この科学研究費の申請が認められたのが平成3年の秋であり、機械類が納入されたのが最近なので、研究期間が大変短かかったため、効果が実際に現れるのは新年度になってからだと思うが、一応研究計画に対して以下の様な実績が上った。 離散数学教育の現状調査:数学教育に対するコンピュ-タの利用について大きく分けて二つの行き方があることがわかった。一つは算盤や電卓を使う様に,高級な計算をコンピュ-タに実行させる方法。もう一つは、学習院の飯高教授が試みられたように、有限群などの問題を考えるのにPrologなどのソフトを用いる方法。コンピュ-タの利用と数学の学習は相互補完的に進められるべきであり,一例をあげれば線形代数の問題として,掃き出し法のプログラムを考えさせれば線形代数の理解とプログラム作製の演習が同時にでき,別々に学習するより効率的である。 コンピュ-タ環境の整備:大型カラ-ディスプレイの利用によって、幾何学的イメ-ジが容易につかめるようになり、離散数学の理解を助けるであろう。 試行的教育:数学科の大学院生の修士論文のテ-マに、グラフ理論の代数的研究を選んで、コンピュ-タの利用が純枠数学の研究に役立つことを実証した。又この論文のプリントアウトに浅本のSPEを用いた。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)