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ショウジョウバエ分子生物学によるPDG受容体族の機能と情報伝達の個体レベル解析

Research Project

Project/Area Number 03833039
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 分子細胞生物学
Research InstitutionAichi Cancer Center Research Institute

Principal Investigator

西田 育巧  愛知県がんセンター, 研究所放射線部, 部長 (50107059)

Project Period (FY) 1991 – 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1992: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1991: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords受容体Tyrキナ-ゼ / ショウジョウバエ / シグナル伝達 / FGF受容体
Research Abstract

研究経費 平成3年度1,100,000千円 平成4年度700,000千円 計1,800,000千円
研究経過
ヒトc-retプローブによるSouthem解析からショウジョウバエゲノム中に多数のPDGF受容体族遺伝子の存在が示唆されたので、これら遺伝子を単離し、さらに、これら遺伝子座へのP因子挿入突然変異を大規模に検索して突然変異体を得ることを試みた。c-retプローブにハイブリダイズする5種のクローンを単離し、塩基配列からFGF受容体に相同な2種の受容体Tyrキナーゼ(DFR70C,DFR90E)を同定した。両者の構造は互いに似るにも拘らず、その発現の組織特異性は全く異なり、それぞれ特異的な機能を有することが示唆された。クローン化した遺伝子を基にその突然変異を分離する一般的な方法論の確立を行なった。そのために、P因子挿入による多数の突然変異を誘発し、その中からP因子プライマーを用いたPCR反応で挿入部のDNAを増幅し、既に単離した遺伝子とのハイブリダイゼーションを行なう。これによって、極めて感度が高く効率的に検索を行なえるようになり、実際の検索を始めたところである。
研究成果報告書として取りまとめられない理由
ショウジョウバエを材料としたのは、同種では遺伝子と突然変異体とを利用することによって遺伝子機能を直接個体レベルで解析できるからである。本研究もその突然変異体の分離を前提としており、検索法を確立してようやく実行可能となった段階である。突然変異体を分離して、その表現型から機能が明らかになった段階で、構造解析などのデータと合わせて発表したい。
研究成果の取りまとめ時期(予定): 平成6年8月30日頃

Report

(2 results)
  • 1992 Annual Research Report
  • 1991 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] Yamaguchi,M.,Hirose,F.,Nishida,Y.,& Matsukage,A.: "Repression of the Drosophila proliferating -cell nuclear antigen gene promoter by zerknullt protein." Mol.Cell.Biol.11. 4909-4917 (1991)

    • Related Report
      1991 Annual Research Report
  • [Publications] 西田 育巧: "癌遺伝子が分化に果たす役割:ショウジョウバエを用いた解析" 実験医学. 9. 731-736 (1991)

    • Related Report
      1991 Annual Research Report

URL: 

Published: 1991-04-01   Modified: 2016-04-21  

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