Project/Area Number |
03F00122
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
畜産学・草地学
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Research Institution | Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine |
Principal Investigator |
左 久 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (80003119)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MAOLONG HE 帯広畜産大学, 畜産学部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2003: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 共役リノール酸 / 脂肪酸 / 脂肪細胞 / 反芻動物 / 栄養生理学 |
Research Abstract |
平成15年9月から平成16年3月まで帯広畜産大学において行った研究は以下の通りである: 1.共役リノール酸を含む脂肪酸分析するために乳や肉中の脂質抽出法やキャピラリーガスクロによる共役リノール酸分析のための最適メチル化条件の検討 牛乳や肉中脂質をHexane:IsopropanolおよびChloroform:Methanol溶媒による抽出、また、Methoxide-Na(M-Na)およびM-Na+Triflouride-Br処理によるメチル化が脂肪酸組成に及ぼす違いを検討した。その結果、Hexane sopropanol溶媒での脂質抽出法とM-Na+Triflouride-Br処理メチル化法がキャピラリーガスクロによる共役リノール酸分析に最適な方法であった。 2.共役リノール酸を含む牛乳中脂肪酸組成に及ぼすリノール酸Ca添加飼料給与の検討 リノール酸Ca添加飼料を搾乳牛に35日間給与し乳サンプルを採取し研究1で決めた脂質抽出法とメチル化法を用いて共役リノール酸を含む牛乳中脂肪酸組成及び含量を分析した。対照群と比較しリノール酸Ca添加飼料を給与した群は乳脂肪中共役リノール酸の割合及び含量を約150%(P<0.05)高めた。 3.農用馬肥育に於ける馬肉脂肪中共役リノール酸や他の機能性脂肪酸の検討 肥育馬(北海道と熊本産)、肥育牛や豚の肉から脂肪組織のサンブルを採取し、研究1で決めた脂質抽出法とメチル化法を用いて脂肪酸組成及び含量を分析した。その結果、馬肉の脂肪酸組成は部位によって違うが、肥育牛や豚よりリノール酸は3-5倍、リノレン酸は5-7倍多く含んでいた。又、馬肉の共役リノール酸は豚とほぼ同じで、反芻動物の肥育牛より少なかった。 4.3T3-L1細胞培養系における共役リノール酸の脂肪前駆細胞分化に及ぼす影響の検討 増殖前期また後期の3T3-L1脂肪前駆細胞をリノール酸、共役リノール酸(CLA)を含んだ培地で培養し、それらの脂肪前駆細胞から脂肪細胞への分化に及ぼす影響検討中である。一部の結果として顕微鏡写真により対照群の無添加培地で培養した細胞と比較すると、リノール酸、共役リノール酸の添加が脂肪細胞への分化を促進する傾向がみられた。
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