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ヒトbcl.2がん遺伝子の生理機能の解析

Research Project

Project/Area Number 04152069
Research Category

Grant-in-Aid for Cancer Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

辻本 貨英  大阪大学, 医学部・遺伝子学研究部 (70132735)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 恵口 豊  大阪大学, 医学部・遺伝子学研究部, 助手
Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥10,000,000 (Direct Cost: ¥10,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥10,000,000 (Direct Cost: ¥10,000,000)
Keywordsがん遺伝子 / アポトーシス / プログラム死 / bcl-2 / ターゲッテイング
Research Abstract

bcl-2の生理機能の解析を目指し、この研究は(1)抗bcl-2抗体の作成およびそれを利用したbcl-2結合たんぱくの解析(2)ミュータントbcl-2を利用したbcl-2たんぱくの構造、機能、細胞内局在の関係の解明(3)bcl-2欠損マウスの確立を目的としている。
大腸菌の発現系を用い、ヒト、マウス、ニワトリbcl-2たんパくの大量産生とその純化を行い、抗体作成のための抗原として用い、同時に合成ペプチドをも抗原とし、ヒト、マウス、ニワトリbcl-2に対する抗体の作成に成功した。
bcl-2翻訳領域に欠失変異を導入し、12種類の欠失変異bcl-2を作成した。IL-7依存性のマウスpreB細胞株を用い、これらの変異bcl-2の細胞内局在とアポトーシス抑制活性の検討を行った。その結課、C末の約50アミノ酸がbcl-2のミトコンドリア膜局在に必須であることが明らかになった。この領域はC末の25アミノ酸からなる疎水性部分とそれよりN末よりの非疎水性部分に分けられるがいずれの領域を欠失してもたんぱくは細胞質に回収され膜局在に必須であることが判明して。このことは、以前より予想されてしたC末の疎水性領域のみで膜局在が決まるのではなく、それに先行する非疎水性領域もなんらかに重要な役割を持っていることを意味している。
bcl-2欠損マウス作成に関しては、遺伝子置換/欠失法とプロモータトラップ法の2法により、bcl-2を破懐したES細胞の樹立を目指してきたが、欠失法によりbcl-2遺伝子のターゲッテイングに成功した。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-04-01   Modified: 2016-04-21  

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