Project/Area Number |
04152098
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Research Category |
Grant-in-Aid for Cancer Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
富永 明 熊本大学, 医学部, 助教授 (50172193)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | G1サイクリン / レチノブラストーマ蛋白質 / B細胞 / 骨髄支持細胞 / マクロファージ系細胞 / 細胞周期 / サイクリン依存性キナーゼ / がん化 |
Research Abstract |
マウス骨髄細胞よりJ7、T88、T88-Mの3種の細胞株を樹立しその性状を解析した。これらすべての細胞株はIL-5に依存性である。J7はさらに骨髄支持細胞にも依存性を示す。この骨髄支持細胞依存性の一部はc-kitのリガンドであるstem cell factorへの依存性で説明できる。T88は骨髄支持細胞依存性を脱却したものである。T88-MはT88より低濃度のIL-5で維持でき、IL-5レセプター数が上昇している。J7は免疫グロブリン遺伝子の再構成が起こっておらずproB細胞と思われる。またJ7はλ5、mb-1、B220のmRNAを発現しており、しかもsterile μ mRNAの発現もある。ところが、T88、T88-Mではこれらの発現は非常に低くなっている。特に、T88からT88-Mへ移行する過程でのpRb、G1サイクリン複合体の変化を追究中である。現在、T88-Mを骨髄支持細胞と共に培養した場合と単独で培養した場合とで坑pRB抗体による免疫沈降物を比較検討したところ、T88-M単独培養では分子量約4万と6万の蛋白質がpRBに新たに結合していることを見いだしている。また、サイクリンD1に対する抗体を作製した所である。現在、この研究に使う細胞の性状を検討しているところで、骨髄支持細胞からのB・マクロファージ系細胞の離脱の際のサイクリン複合体の変化については明確な結論を得ていない。現在、pRb、サイクリンD1、D2に対する抗体を作製し、CDK4に対する抗体を作製すべく免疫を続けているところである。
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