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ポジトロン標識モノクローナル抗体による癌診断法の開発

Research Project

Project/Area Number 04152140
Research Category

Grant-in-Aid for Cancer Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionTokyo Metropolitan Institute of Gerontology

Principal Investigator

石渡 喜一  (財)東京都老人総合研究所, ポジトロン医学研究部門, 主任研究員 (50143037)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 千田 道雄  (財)東京都老人総合研究所, ポジトロン医学研究部門, 副参事研究員 (00216558)
Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsモノクローナル抗体 / ポジトロン断層法 / 癌 / ^<18>F-フルオロチロシン
Research Abstract

標識モノクローナル抗体を用いるポジトロン断層法(PET)による癌の診断に関する本課題の基本的戦略は,投与後早期に標識モノクローナル抗体(ターゲット組織への親和性を示す)と標識非抗体(ターゲット組織への親和性を示さない)とを経時的に使用し,PETによる両者の画像を再構成して抗体の特異的集積画像を抽出することにある。1.モデル化合物として肝細胞表面受容体に特異的に結合することが知られているNGAとHSAの ^<11>C標識蛋白質を用いた基礎的検討はアイデアの妥当性を示した。しかしこの ^<11>C標識は,特に肝臓において容易に分解されることが明らかになり,インビボでの安定性に問題があった。抗体のより安定な標識,特に ^<18>F標識法の検討が今後の課題である。2.2-[ ^<18>F]fluoro-L-tyrosine( ^<18>F-Tyr)と6-[ ^<18>F]fluoro-L-fucoseによる標識モノクローナル抗体のインビボ調製は収率を十分高めることができず,実用段階に至らなかった。3. ^<18>F-Tyrを用いるPETによる癌診断の可能性を検討した。 ^<18>F-Tyrは動物実験では癌組織に集積し,蛋白質画分に移行するが,シクロヘキシミドで蛋白質合成を阻害したときにも同様に集積することから, ^<18>F-Tyrは癌の蛋白質合成を評価するというよりは、むしろ細胞膜のアミノ酸輸送能を評価できるトレーサーであることが明らかになった。同様の結果は[methyl- ^<11>C]methionineについても明らかになったが,[1- ^<11>]leucineは蛋白質合成能とアミノ酸集積によい相関が認められた。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-04-01   Modified: 2016-04-21  

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