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内陸地震・噴火等の規模の評価・予測等に有効な小型水管傾斜計・伸縮計の研究

Research Project

Project/Area Number 04201241
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionTokai University

Principal Investigator

浅田 敏  東海大学, 開発技術研究所, 教授 (60011425)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 綱川 秀夫  東海大学, 開発技術研究所, 助教授 (40163852)
Project Period (FY) 1992
Project Status Completed (Fiscal Year 1992)
Budget Amount *help
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywords水管傾斜計 / 地震予知 / 噴火予知
Research Abstract

地殻変動連続観測は地震発生や噴火等の基礎的研究のために重要と考えられているにも拘わらず測定機械として十分に研究されていない。しかし国土地理院及び我々の観測結果を総合すると、数年以上の長期間の傾向を見るだけならば地表面下1.5m位の深さに100mたらずの水管を設置して用いればほぼ十分である。
これは変動の量が大きいからである。もしこの1/10の長さで数か月間の安定性と10^<-9>ラジアンの分解能がえられれば観測点を増やすことが容易になるので、地殻変動連続観測のねうちは高まる。今年度にしたことは差動トランスの分解能の向上であるが、コイルのボビンとケースに適当なセラミックスを用いることによって空気中の水分を遮断し、十分たかい周波数を用いて性能をあげることが出来ることが明らかかになった。勿論安定性もおおいに高くすることが出来た。
又エレクトロニックス部分のみについていえば、適切な部品をえらんで用いれば、全システムの温度係数.分解能.安定性等を悪化する原因とは全然ならない事も判明した。問題は微小な水位変化を測定するための水位計を組み立てるときにはトランスデユーサー自体の性能から推測されるより著しく全体の性能が悪くなることである。これは膨張係数のことなる材料を用いて、一見単純だがデリケートな作用をする構造を作るからであると考えられる。また金属やガラスの表面は結露しやすい点も問題となる。
それで我々はすべての機械的部分の部品の材料に吸水性ゼロのセラミックスを用いて水位計を組み立てる事とした。これを用いると環境のよい場所に水管傾斜計を設置すれば10m長くらいの水管で10^<-9>ラジアンの分解能が可能であることが判明した。最後に注意しておかなければならないのは今までただ水管とかいてきたことは正しくハーフフィルド型の水管というべき事を省略した事である。

Report

(1 results)
  • 1992 Annual Research Report

Research Products

(1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 興津 修,他: "切山導水トンネル内における100m長及び330m長ハーフフィルド型水管傾斜計による傾斜観測" 地震第2輯. 45. 259-261 (1992)

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      1992 Annual Research Report

URL: 

Published: 1992-03-31   Modified: 2016-04-21  

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