フッ素及びフッ化水素の気流反応ラインによる導電性重金属フッ素化合物の創製
Project/Area Number |
04205100
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
河本 洋二 神戸大学, 理学部, 教授 (00030776)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅野 了次 神戸大学, 理学部, 助教授 (90135426)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1992: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | フッ化物結晶 / フッ化物ガラス / イオン導電性 / 重金属フッ化物 / フっ化水素気流反応ライン / フッ素気流反応ライン / アップコンバージョン蛍光 |
Research Abstract |
(1)フッ化物イオン超イオン伝導機能をもつ重金属フッ化物結晶の創製・機能・構造 「フッ素及びフッ化水素の気流反応ライン」を用いて、フッ化物イオン超イオン伝導結晶PbSnF_4への1価、3価あるいは4価の金属フッ化物の固溶反応をヂべ、PbSnF_4関連構造をもつフッ化物イオン超伝導性化合物の創製を試み、そのフッ化物イオン電子度を評価し、一部の固溶体について粉末X線リートベルド法による結晶構造解析により、フッ化物イオン伝導と結晶構造との関係を明らかにした。 (2)フッ化物イオン高伝導機能をもつ重金属フッ化物のガラスの創製・機能・構造 フッ化物イオン高伝導性のZrF_4-BaF_4-LnF_3(Ln:ランタノイド)系ガラスについて、フッ化物イオン伝導を評価し、ガラスの諸物性を明らかにすると同時に、ガラス構造をX線動径分布解析、ラマニ分光、分子動力学シミュレーションにより解析した。 (3)Fr^<3+>による〔赤外→可視〕光変換機能をもつ重金属フッ化物ガラスの創製・機能・構造 変換蛍光の高効率機能材を開発することを目的として、ErF_3含有ZrF_4系ガラスの多成分化とし(F→Cl、BrあるいはO)置換、および種々のフッ化物ガラスMFn-BaF_2-YF_3-ErF_3(M:Zr、Hf、Al、Ga、InあるいはSc)についとEr^<3+>-〔赤外→可視〕変換蛍光および蛍光寿命を訓細に調べる一方、(Er→Eu)置換ガラスの蛍光特性、高エネルギー物理学番究所SORによるEu-EZAFS、EuXスバウアー分光、分子動力学シミュレーションの実験を行い、アップコンバージョンの機構、支配因子、高効率化への指針を明らかにした。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)