Project/Area Number |
04206210
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | National Cardiovascular Center Research Institute |
Principal Investigator |
向井 常博 国立循環器病センター研究所, バイオサイエンス部, 部長 (40108741)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒井 勇二 国立循環器病センター研究所, バイオサイエンス部, 室員 (30202724)
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Project Period (FY) |
1992
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1992)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 1992: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 脳型アルドラーゼ / LCR(locus control regiom) / トランスジェニックマウス / トランスジース |
Research Abstract |
14kbの脳型アルドラーゼ遺伝子を導入したリランスジェニックマウスではコピー依存的に中枢特異的な遺伝子発現が認められた。このことからLCR(locus control region)ないしはMAR(matrix attachment region)の存在が考えられた。そこで導入遺伝子とmatrixへの結合を調べたが、相互作用する領域は認められず、LCR様の活性であろうと考えられた。次にDNasel高感受性部位を調べたところ二ヶ所認められ、それらはトランスジーンでも再構成されていた。特にLCR様活性と関わりがあると思われる部位に塩基配列せ決定し、ヒトとラット間で比較したところ、この領域は両生物種でよく保存されているCpG islandであることが明かとなった。現在この領域も含めた種々の欠失遺伝子を導入したトランスジェニックスマウスを作成中であり、これらを解析することによりCpG islandとLCR様活性との関わりが明らかになると考えられる。次にトランスジーンに中枢内での発現領域をin situ ハイブリダイゼーションを用いて調べた。その結果その発現領域は内在性遺子の発現領域と一致してコピー依存的であった。また、メチル化状態についても調べたところすべて再構成されていた。このことから本遺伝子の14kb領域には発現量のみならず発現領域、遺伝子の修飾、高次構造に関わる全ての情報が含まれていると考えられる。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)