Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 1992: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
|
Research Abstract |
チトクロームP-450の活性部位であるプロトポルフィリン-鉄錯体は右図に示すようにエナンテオトピックな構造を有しており,これがタンパクにとりこまれると、その活性部位の面の上下が非対称となり,キラルになる。本研究では,この活性部位のモデルとして,右のようなストラップポルフィリンの金属錯体を分子設計した。この錯体もストラップの存在にはリキラルである。 本年度は,このZn錯体がキラルなHPLCにより光学分割可能であること,および,光学分割されたエンチオマーが完全に鏡対称のCDスペクトルを示すこと,さらに,このマンガン錯体がイミダゾールの共存下でオレフィンを不音選択的にエポキシ化することを見いだした。
|