Project/Area Number |
04230102
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
山本 恵一 神戸大学, 工学部, 教授 (80031087)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近藤 保 東京大学, 大学院理学系・研究科, 教授 (10011610)
茅 幸二 慶応大学, 理工学部, 教授 (10004425)
小林 信夫 東京都立大学, 理学部, 教授 (30087100)
阿知波 洋次 東京都立大学, 理学部, 教授 (20002173)
本河 光博 神戸大学, 理学部, 教授 (30028188)
林 真至 神戸大学, 工学部, 助教授 (50107348)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥89,500,000 (Direct Cost: ¥89,500,000)
Fiscal Year 1993: ¥27,700,000 (Direct Cost: ¥27,700,000)
Fiscal Year 1992: ¥61,800,000 (Direct Cost: ¥61,800,000)
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Keywords | メゾスコピック粒子 / マイクロクラスター / 超微粒子 / 質量分析 / 電子状態 / 反応 / ダイナミックス / RFトラップ / 合金クラスター / フラーレン / スーパーシェル |
Research Abstract |
本年度に得られた主要な成果は、以下の通りである。尚、平成5年11月30日〜12月1日に行われた班研究会の講演要旨は、既に小冊子として印刷されている。 1.高密度中性クラスターの発生:中性化した炭素クラスター10量体の実験を続行し、ほぼ限界の10^8個/cm^3の高密度化に至っており、状態分析に着手できる見通しがついた。(都立大グループ) 2.トラップ中に閉じ込められたクラスターの反応:RFトラップ中に炭素一珪素混合クラスターイオンを閉じ込め、酸素との反応を調べ、非常に興味ある結果を得ている。(都立大グループ) 3.高密度メゾ粒子の高感度分光:自由空間に浮遊するメゾ粒子の高感度分光、さらに、固体マトリックス中に閉じ込められたクラスターによるラマン散乱について大きな進展があった。(神戸大グループ) 4.質量分析法の精密化・高度化と多彩なメゾ粒子状態の研究:2成分クラスターの精密レーザー分光(慶応大グループ)、希ガス及び分子クラスターの反応性(東大グループ)、スパッター法によるクラスター生成と質量分析(阪大グループ)、メゾ粒子の凝集と解離(中央大グループ)に関して大きな進展があった。 5.炭素クラスターの成長過程:フラーレン、金属内包籠状炭素カプセル、炭素単層チューブ等の構造と成長のメカニズムに関して多くの知見が得られた。(都立大、三重大グループ)
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